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【栄養士まなさん節約レシピ17】弁当作り置きの味方「ひき肉」をアレンジ

まなさん(管理栄養士)

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前回は、在庫管理と買い物メモに使える「食材ノート」と、まとめ作り活用のお弁当のお話をししました。今回は、お助け食材「ひき肉」などで作る週末作り置きアイデア4つと、4日分のお弁当メニューをご紹介します。まとめづくりや電子レンジの利用で、朝のお弁当作りの負担を減らしていきましょう。

 

作り置き1:基本の「ひき肉ダネ」レシピ

最初に、どんな料理にも使い回ししやすい、基本の「ひき肉ダネ」材料をご紹介します。玉ネギ、ニンジンはすりおろして、肉や調味料とよく練り混ぜます。季節柄、衛生面に配慮して、混ぜるときは必ずスプーンを使ってください。このタネは、和風ハンバーグ、肉ダンゴ、シュウマイ、はさみ揚げ、ロールキャベツ、スープ、鍋物などに使えます。ひき肉を買ってきた日に「ひき肉ダネ」を作りますが、そのときに一部を取り分けて、真ん中にうずら卵を入れたスコッチエッグと、スライスしたレンコンで挟んだはさみ揚げも作っておきます。スコッチエッグは子ども向けなので揚げずに茹でて作り、冷蔵保存して翌日のお弁当に使いましょう。はさみ揚げは冷凍しておいてください。

 

作り置き1:基本の「ひき肉ダネ」アレンジ

さらに、ひき肉ダネは、混ぜ合わせる具材によって、いろいろなアレンジが可能です。和食の多い我が家では、基本のひき肉ダネの仕上げにショウガ汁やゴマ油をよく入れます。また、タケノコやレンコン、お餅などを刻んで混ぜると変わった食感が楽しめます。以前お弁当のテーマの回でもお話しましたが、ハンバーグを作るときには、あらかじめ多めに作って保存しておくとお弁当のとき、とても重宝します。ひき肉ダネを保存する際は、基本的には丸めてから茹でるか揚げて冷凍保存します。1カ月以内に使い切りましょう。

 

作り置き2:彩りを添えるお弁当用スパゲティ

お店の冷凍食品コーナーでよく見かけるメニューですが、自宅で作って冷凍保存もできます。お弁当用にはスパゲティの長さを半分に折ってから茹でるとよいでしょう。お子さん向けには、細いサラダスパゲティが食べやすくておすすめです。たっぷりの熱湯に規定量の塩と油を入れてスパゲティを茹でます。玉ネギ、ピーマン、ウインナーなどと炒め、塩コショウとケチャップで調味してナポリタンを作り、お弁当用のカップに適量ずつ入れて、1個ずつラップをかけて冷凍保存しておきます。同じ要領で、スパゲティをソース味で炒めた焼きそば風もいいですね。

 

作り置き3:使い回ししやすい紅茶煮豚

お湯1Lにティーバッグを入れて濃い目の紅茶を作り、そこから1/2カップだけ取り分けておきます。豚肉かたまり300g程度を鍋に入れ、残りの紅茶、ショウガの薄切り5gを加えて30分下茹でして、紅茶に浸けたまま一度冷まします。別鍋で取り分けておいた紅茶、醤油、みりん、ハチミツ、酢各大さじ2を合わせ、冷ました豚肉を入れ10分くらい転がしながら煮ます。その後煮汁に浸けたまま一晩冷蔵庫で休ませてください。脂っぽさを感じないあっさりとした仕上がりなので、ハムや焼豚と同様に使えます。

 

作り置き4:冷凍薄焼き卵

卵1個に対し、塩と砂糖を1つまみ、解凍時のパサつきを抑えて味をよくするためのコーヒーフレッシュ1個、片栗粉小さじ1/2杯の水溶きを加えて薄焼き卵を作ります。卵1個で2枚焼けます。保存の際は卵と卵の間にラップを挟み、チャック付き保存袋に入れて平らな状態で冷凍保存すると1枚ずつ利用できます。前の日のうちに冷蔵室に移して解凍しておいてください。オムライスや冷やし中華、ちらし寿司などでサッと使えて便利です。

 

お弁当月曜日:スコッチエッグ、ニンジングラッセ、冷凍スパゲティ、キャベツとツナの塩昆布和え、くだもの

前夜作っておいたスコッチエッグをフライパンで表面だけサッと焼き、みりんと醤油をからめます。ニンジングラッセはニンジンをコンソメ、砂糖、バターで煮ますが、耐熱の器に入れて600Wで3分レンジ加熱して作ることもできます。粗熱が取れてからチャック付き保存袋に入れて冷凍保存も可能です。

 

お弁当火曜日:サンドイッチ(紅茶豚とチーズ、冷凍薄焼き卵とキュウリ、ジャム)、くだもの

梅雨時期~真夏の間は半熟の茹で卵は避けたほうが無難なので、サンドイッチで卵を使用する場合は、完全に火を通した薄焼き卵を具に使います。紅茶豚と薄焼き卵は、前夜のうちに冷蔵室に移して解凍しておきます。この時期に挟む具は、極力水の出ないものにしましょう。

 

お弁当木曜日:カレーオムライス、ツナボール、冷凍スパゲティ、キュウリ漬物とウズラ卵のピクルス、くだもの

前の週に作って冷凍保存していたドライカレーと薄焼き卵を組み合わせてオムライスにします。副菜はツナ缶と潰したジャガイモを混ぜて両面焼いたツナボールです。キュウリは粉末うどんスープで和えるだけでおいしい即席漬けになりますよ。

 

お弁当金曜日:スティックおにぎり(パンダ)、タラとキャベツのトマト煮、冷凍卵焼き、レンコンのはさみ揚げ、ニンジングラッセ、くだもの

ラップを使っておにぎりを棒状に握っています。パンダの顔は手持ちの型抜きで海苔を抜いたものです。タラとキャベツのトマト煮は、コンソメとケチャップを利用して作ります。酸味を抑えるために砂糖ひとつまみ加えてください。レンコンのはさみ揚げは、週末に作り置きしたものを使います。

 

まとめ

ひき肉ダネを混ぜたり成形したりするときは、衛生的に作業を行うためにスプーンか使い捨てビニール手袋を使いましょう。スコッチエッグのようにあとで成形が必要な場合にもそのほうが便利です。また、サンドイッチもパンを素手で触らず、使い捨てビニール手袋をして作ることをおすすめします。

 

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この記事を書いた人

まなさん(管理栄養士)さん

初めて包丁を握ったのは小学4年生。料理好きが高じて管理栄養士に。
主婦歴30年、得意分野は「オカンのメシ」。
大食いダンナと偏食息子のために日々料理を作る。
おしゃれな盛り付けとは生まれてこのかた無縁なのが少し悲しい。

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