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パート主婦に聞いた!10月の社会保険適用後、夫の扶養から外れますか?

2016年10月から、社会保険の適用範囲がパート労働まで拡大します。今回は、パート主婦422人へ、社会保険の適用拡大後の働き方を聞いたアンケート結果をご紹介します。夫の扶養で夫の社会保険のままでいるか、夫の扶養から外れてパート先の社会保険に加入するかを考える必要がある人も多いはず。アンケート結果を参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

10月以降も扶養のままでいる人は全体の66.1%

パートで働いたときに、社会保険の対象となるのは、言い換えれば「夫の扶養を外れた」とき。そのボーダーラインは、月収8.8万円です。アルバイト求人情報サービス「an」を運営するインテリジェンスが、パート主婦422人に、10月以降も夫の扶養でいるかを尋ねたところ、現在の月収が8.8万円を下回る「7.8~8.7万円」の人は、85%が夫の扶養内に留まると回答。逆に、現在の月収が「9.8~10.7万円」から、扶養を外れてパート先の社会保険に加入しようと思う人が半数を超えています。現状は8.8万円以上の月収があるのに、10月以降も扶養でいると選択している人は、今後月収を8.8万円以下に収入を抑えるよう、勤務時間を短縮したり何らかの対策をすると予想されます。

 

社会保険加入を希望しない場合の調整方法は?

次に、10月以降も「夫の扶養でいる」と選択した人に、夫の扶養でいるために、どのような働き方を希望するかを聞いたところ、全体の82.1%の人が「労働時間の調整」をして月収8.8万円に抑えることを検討していました。また、手取り額を減らさないために「適用対象外の別のパートや副業の追加」を検討している人は全体で11.1%。具体的には「短期」「アンケート回答」などのアルバイトを始めることが考えられるそうです。

 

社会保険に加入したい人は労働時間アップ予定

一方、夫の扶養から外れて社会保険への加入を希望する主婦へ、労働時間を増やす予定があるかと聞いたところ、全体の約6割の人が増やすと回答。現状の月収が8.8万円のボーダーラインを下回る人は、「今よりもできるだけ多く増やす」が54.8%「今よりも少し増やす」が22.6%と、8割を超える人が労働時間を延ばすことを検討していました。一方、8.8万円を超えるゾーンでも、保険料の負担で減る収入をカバーするためか、労働時間を今までより増やす人が半数以上いることが分りました。

 

◇9割の主婦が気にしている!10月の社会保険適用拡大 パート主婦の働き方はどう変わる?(インテリジェンス)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000016453.html

qufour(クフール)編集部

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