暮らし

ドライブ時、渋滞のイライラや眠気に!おすすめアロマ3選と利用法

夏休みには、家族でドライブの計画を立てている方も多いのでは?今回は、ドライブにおすすめなルームスプレーの作り方と、ピッタリの3つのアロマを紹介します。最近では高速道路のサービスエリアなどでも、アロマを取り入れているところが増えています。長時間の運転では、渋滞でイライラしたり、眠気が出ることもありますよね。そんなときの気分転換や眠気覚ましに、アロマが役に立つのです。

 

ルームスプレーの材料

ドライブ中にアロマを取り入れる方法としては、ルームスプレーでの使用がおすすめです。強すぎる香りは不快に感じることもあるので、まずは車内に1〜2回スプレーし、ほのかに香らせるところから始めましょう。香りが弱いと感じたらさらに1〜2回追加し、心地よく感じるところまで増やしても良いです。反対にスプレーしすぎて不快に感じたら、すぐに窓を開けて換気をしましょう。使う精油は、花を抽出したオイルは香りが強い傾向なので量を少なめに、柑橘系の精油は香りが弱めなので多めにしても。また精油は単独でも、お好みでいくつかをブレンドして使ってもいですが、合計量が20滴以内になるようにしましょう。

 

材料(出来上がり量:約50ml)

  • お好みの精油:3〜20滴程度
  • 無水エタノール:5ml(ペットボトルのキャップ1杯分が目安)
  • 精製水:45ml(未開封のミネラルウォーターで代用可)
  • スプレーボトル(アルコールに強く、遮光性の素材がおすすめ)
  • ラベル

 

ルームスプレーの作り方

  1. 無水エタノールへ精油を加えてよくかき混ぜる
  2. 精製水を加え、さらによく混ぜ合わせる
  3. スプレーボトルに移し、作成日や精油名を記したラベルを貼る

 

精油そのものは水に溶けにくいので、一度エタノールと精油を混ぜておくことで、水と混ざりやすくします。使用するときは、毎回よく振ってから使うようにしてください。また、エタノールや精油には揮発性と引火性があるため、車内への置きっぱなしは避けましょう。スプレーする際は、肌へ直接かからないようにして、乳幼児が同乗する際は、ドライブ前にあらかじめ車内にスプレーしておくようにしましょう。

 

おすすめの精油1:心落ち着く「ヒノキ」の香り

ヒノキ風呂などもあるように、ヒノキは、日本人とって馴染み深い香りですよね。男性にも受け入れやすい香りなので、パパの運転時にもおすすめです。まるで森林浴をしているような、穏やかな気分にしてくれるので、安全運転に役立つでしょう。

 

おすすめの精油2:渋滞時のイライラには「柑橘系」の香り

休日のドライブの悩みと言えば、渋滞ですね。みんながイライラすると、車内の空気もだんだん不穏に。そんなときはリフレッシュ作用のある、柑橘系の香りで気分を変えましょう。 レモンやグレープフルーツの香りは頭がすっきりします。また、オレンジスイートの香りは気持ちを明るくしてくれますよ。

 

おすすめ精油3:眠気覚ましにはペパーミントやローズマリー

高速道路など、単調な運転が続くとどうしても眠気が出てきますね。そんなときはまず、ペパーミントがおすすめ。爽快感のある香りで、眠気覚ましにはピッタリです。また同じくすっきりしていて、集中力を高める作用のあるローズマリーもおすすめです。

 

精油選びの大切な2つのポイント

アロマテラピーに欠かせない精油を購入するときは、この2つのポイントを押さえて購入しましょう。

  1. 好きな香りを選ぶのは、とても大切なことです。レシピなどで効果があるからと、心地よく感じない香りを選んでしまうと、逆効果になることも。精油によってもつ作用はさまざまですが、一番大切なのは、嗅いだときに「心地よい」と感じることです。
  2. 購入するときは、アロマテラピー専門店がおすすめ。専門店で売られている精油には、 作用などの情報や使用上の注意が分かりやすく表示してありますし、精油に詳しい店員さんもいるため安心です。

 

まとめ

今回はアロマスプレーのレシピとドライブにおすすめの精油を紹介しました。もっと気軽に試してみたいという人には、コットンへ精油を3〜5滴ほど垂らし、車内の日光が当たらないところへ置いておくだけでも十分楽しめます。心地よいアロマの香りは、気分を変えるのに大いに役立ちますよ。また作成したルームスプレーは、お部屋の中でももちろん使えますので、お好みの香りを見つけて、ドライブ中にもアロマを楽しんでみてくださいね。

 

SEIKA(薬剤師・アロマテラピーインストラクター)


慌ただしい毎日の中にも、アロマをちょっとプラスして楽しんでいます。子供のパワーに負けない体を目指したい、3児の母です。薬剤師、AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。