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人気の「フリマアプリ」みんなに聞いた鉄板アプリと、メリットデメリット

不用品のネット売買は、以前はネットオークションが主流でしたが、最近はフリマアプリの利用が増えています。今回は、フリマアプリについて、利用状況や、メリット・デメリットなどを、女性に聞いたアンケート結果をご紹介します。スマートフォンだけで気軽に不用品を売買できるフリマアプリ。まだ使ったことがない人も、使っている人は便利な使い方など、参考にしてみてはいかが?

フリマアプリを使っている人は23.3%、4人に1人

アンケート結果による女性の動向を提供している情報サイト「BWRITE(ブライト)」が、18歳以上の女性236人を対象に行なった「フリマアプリについての意識調査」によると、フリマアプリを使っていると回答した人は全体の23.3%で、4人に1人という結果になりました。また、年齢別に見ると、18~29歳が36.7%、30代が26%、40歳以上が17.3%と、若い世代ほど利用者が多いことが分かりました。

 

利用アプリTOPは「メルカリ」。「フリル」「ラクマ」が続く

次に、使っているフリマアプリを聞いたところ、1位は全体の78.2%が使っている「メルカリ」。2位以下には「フリル(25.5%)」「ラクマ(9.1%)」と続き、「メルカリ」が圧倒的な人気を誇っていることが分かりました。

 

※図中の「LINE MALL」は2016年5月31日にサービスを終了(本調査の実施期間:2016年5月12日~19日)

 

購入しているのは「洋服」「小物」「CD/DVD/本」

次に、フリマアプリでどのような物を購入しているかを尋ねたところ、1位は「レディースファッション」で、41.8% でした。続いて、「小物類(32.7%)」「CD/DVD/本(25.5%)」「ベビー・子ども服(20.0%)」「靴(16.4%)」「アクセサリー(16.4%)」「チケット類(16.4%)」となり、全体的に、洋服などファッション関連の物を購入している人が多いことが伺えます。

 

購入だけでなく出品もする人が6割以上

また、フリマアプリで、出品と購入のどちらをしているかを聞いてみると、「出品と購入どちらも使う」の回答が65.5%と、多くの人がどちらも行なっていることが分りました。購入だけでなく出品も行なっていることが、フリマアプリの特徴かもしれません。

 

利用頻度は「ほぼ毎日」が3割、「週に1回以上」が7割超え

続いて、フリマアプリの利用頻度を聞くと、「ほぼ毎日」と回答した人は32.7%、「週に3~4回」が18.2%、「週に1回程度」が23.6%で、週に1回以上利用している人は合わせて74.5%もいることが分かりました。いいものがいつ買えるか分からないフリマアプリならではの回答ですね。

 

気に入っているところは「安く買える」「不用品が売れる」

さらに、フリマアプリについて、「気に入っているところ」を尋ねたところ、「安く買える」が72.7%、「不用品が売れる」が67.3%、「手軽に出品、購入できる」が49.1%と、出品者も購入者も満足していることが伺える回答が上位を占めました。また「商品を見るのが楽しい」「いろいろな商品を比較できる」「欲しいものが簡単に検索できる」など、フリマアプリで商品を探したり、比較検討したりすること自体を楽しみながら行なっていることが伺える回答もありました。

 

デメリットは、メリットの裏返し

メリットを感じている人が多くいる一方で、フリマアプリを使っている際の不満を聞いてみると、「取引相手の信用性やマナーの悪さ」「商品の詳細の分かりにくさ」「写真と実物の違いがある」「値段交渉される」「手数料が高い」などの声が集まりました。スマホ片手に不用品を売買できる手軽さはあるものの、手軽さゆえに情報量が少なく、トラブルになるといったデメリットが発生していようです。出品者は購入者が判断できる情報を書き加える、購入者は気になることころを事前確認するという一手間を行なうことで、トラブル回避ができるかもしれませんね。

 

◇「手軽」「安く買える」だけじゃない?!女性がフリマアプリにハマる理由。「フリマアプリについての意識調査」(ADDIX)
http://bwrite.biz/archives/13142

 

qufour(クフール)編集部

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