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肌荒れ、切り傷、すり傷に効く「万能常備薬」をアロマテラピーで手作り

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)

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肌荒れ、かゆみ、虫刺され、切り傷やすり傷など、家庭にはちょっとした皮膚トラブルがたくさん。今回は、病院に行くほどではない「お肌のトラブル」に効く、アロマテラピーの精油を使って作るクリームを紹介します。お子様からお年寄りまで、家族みんなを笑顔にできる万能クリームとして重宝するレシピです。作り方は簡単、誰でも作れますよ。優しい香りに癒されながら、いざというときにも落ち着いて対処できるようになりましょう!

 

使用する精油はコレ!

使用する精油はラベンダーとティートゥリーです。この2つはアロマテラピー初心者の方には、特におすすめする精油です。たくさん精油がありすぎて、何から購入すればいいのか分からない……という方は、常備薬として使えるラベンダーとティートゥリーを手に取ってみてください。この2つの精油は殺菌、抗菌、抗ウイルス、癒傷作用に優れるうえ、ブレンドしても香りが調和しリラックス効果もあるので、使える場面も多く、きっと重宝するはずです。

 

万能常備薬を作ろう1:材料をそろえよう

<材料>

  • キャリアオイル(スイートアーモンドオイルなど):20g
  • ミツロウ:4g
  • シアバター:2g
  • ラベンダー精油:1滴
  • ティートゥリー精油:1滴

※材料はアロマテラピーの専門店で専用のものをそろえましょう

精油を薄める働きをするキャリアオイルにはさまざまな種類がありますが、今回は、お子様からお年寄りまで年齢を問わず使いやすい「スイートアーモンドオイル」を使ったレシピをご紹介します。このオイルは肌への刺激が少なく、敏感肌や乾燥肌の方も安心して使うことができます。ただし、ナッツアレルギーのある方はホホバ油など別のものへ置き換えることをおすすめします。置き換えても分量は変わりません。

 

万能常備薬を作ろう2:作り方と使い方

  1. 精油以外のすべての材料を計量し、遮光ビンに入れます
  2. 遮光ビンごと湯煎にかけ、かき混ぜながらミツロウを完全に溶かします
  3. ミツロウが溶けたら湯煎から上げ、しばらく冷まします
  4. ビンの底や周囲などのクリームが白く濁って固まり始めるのを確認したら精油を入れ、よくかき混ぜたら出来上がりです

 

虫刺され、肌荒れ、ケガした部分など、お肌のトラブル部分に、気軽に手に取って塗ってください。非常に保湿力が強いのでハンドクリームやフェイスクリームとしても使える、まさに万能のクリームです。

 

万能常備薬を作ろう3:どうしてケガに効くの?

ラベンダーとティートゥリーの精油は数ある精油のなかでも特に殺菌、抗菌、抗ウイルス作用が強く、ケガをした場所などの化膿を防ぐ作用があります。 また、炎症を抑え、皮膚の再生を促し瘢痕(かさぶた)を早く形成する作用があるので、小さなケガの処置に、香りの癒し効果と併せて相乗効果を期待できます。

 

万能常備薬を作ろう4:どうして肌荒れに効くの?

キャリアオイル、ミツロウ、シアバターには、皮膚に栄養を与え、保湿し、水分を保つ作用があります。また、ラベンダーとティートゥリー精油の抗菌、抗真菌(カビ)、抗ウイルス作用、皮膚細胞活性作用が相まって、スキンケアにぴったりのクリームなのです。

 

万能常備薬を作ろう5:使い方の注意事項

手作りのクリームは、保存料を添加していないので、日光の当たらない冷暗所で保存し、1カ月以内に使い切ってください。長く保存したい場合は、冷凍庫へ保存し、必要なときだけ取り出すようにすれば3カ月ほど保存できます。使用前には念のためパッチテストを行い、万が一、腫れやただれ、かゆみが見られたときには、すぐに使用をやめてください。また、手作りのクリームをプレゼントしたり販売することは、薬事法の制限がありますので、ご家庭内で自己責任において使い切るようにしましょう。

 

どうして精油に薬効があるの?

植物はそこに根差した瞬間から、そこから決して動くことができない運命にあります。ですから、自分の体を守るために、殺菌、抗菌、抗真菌、抗ウイルスなど、さまざまな作用をもつ「香り」で身を守っているのです。人間を喜ばせるための香りではないことを知ると、香りの恩恵を受けるアロマテラピーと謙虚に向き合いたくなりますね。

 

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この記事を書いた人

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)さん

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。2012年に自宅でアロマ教室を開き、のべ800名余りの方にアロマテラピーのある生活を提案してきました。何時もご縁を大切に、アロマの輪を大きく育てていきたいと思っております。

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