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運動会直前に親子で一緒に!怪我を予防する、お手軽60秒ストレッチ×3

運動会では、子どもだけでなく親子競技やリレーで怪我をする保護者も少なくありません。そこで今回は、怪我予防におすすめの下肢(脚)ストレッチを3つご紹介します。運動会で多いのは、やはり下肢の怪我。なかでも特に、肉離れや捻挫が多いと言われています。肉離れの原因の1つに考えられる、柔軟性低下の予防にはストレッチが効果的。ご紹介するストレッチは、子どもと一緒に簡単にできるので、お風呂上りや寝る前などにぜひ試してみて下さいね。

 

ふくらはぎ、アキレス腱のストレッチ

まず壁に両手をつき脚を前後に開きます。右ふくらはぎをストレッチする場合は右脚を一歩後ろへ引きます。両手は肩と同じ高さに置き、背筋を伸ばします。そのまま前脚(左脚)に体重を乗せていきましょう。呼吸は自然と行ない、ふくらはぎが伸びているのを感じる位置で30秒キープします。このとき、両足のカカトはしっかりと床に付けておきましょう。同じ要領で左側もストレッチを行なってください。

 

太ももの付け根~太ももの前側ストレッチ

まず大きく前後に脚を開き、後ろ脚の膝を床に付け、背筋を伸ばします。両手は壁に添えて身体を安定させます。右太ももの前側を伸ばす場合、右脚を後ろにして足首は立てずに倒しておきます。前脚(左脚)は膝を90度に曲げます。お腹を前に突き出すようにして前脚(左脚)へ体重を乗せていきます。呼吸は自然と行ない、右脚の付け根から太ももの前が伸びているのを感じる位置で30秒キープしましょう。同じ要領で左側もストレッチを行なってください。

 

太ももの裏側ストレッチ

左脚の太もも裏を伸ばす場合、左脚を一歩前へ出して立ちます。後ろ脚(右脚)を曲げ、背筋を伸ばしたままお尻を後方へ突き出すようにして上体を前へ倒します。このとき、左脚のつま先は立てて膝は伸ばしましょう。両手はそれぞれ太ももの上へ置くと膝が曲がりにくく、太ももの裏側がしっかりストレッチされます。呼吸は自然と行ない、太ももの裏側が伸びているのを感じながら30秒キープしましょう。同じ要領で右側もストレッチを行なってください。

 

まとめ

ストレッチはやや痛みを感じる、痛気持ちいいくらいが効果的です。痛みが強いときは無理をせずにできる範囲で行なってください。毎日続けることで柔軟性が向上し、怪我の予防だけでなくパフォーマンンスの向上にもつながりますので、今日から継続してみて下さいね。

 

yumi(スポーツトレーナー)

トレーナーとしてプロアスリートから幼児までのトレーニング指導経験をもつスポーツ大好きな2児の母です。いろいろなエクササイズやストレッチをお伝えしたいと思います。