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産んで働くなら知っとこう!東京都区内「保育園入りにくい駅」ランキング

保育所探し「保活」は大変なので、出産後も働きたい女性には、地域の保育所の数や待機児童の人数情報は、気になる話題ですよね。今回は、東京都区内の「保育園に入りにくい駅ランキング」をご紹介します。そろそろ来春入園の申し込み時期ですが、入園準備をしている人、妊娠中の人、これから子どもが欲しい人は、ぜひ読んでみてください。

 

2017年4月時点で「保育園に入園しにくい駅」はどこ?

不動産情報サイトを運営するスタイルアクトは、独自調査で推計した2017年4月時点の東京都区内の「駅ごとの潜在待機児童数」のワーストランキングを発表しました。

今回発表された「駅ごとの潜在待機児童数」は、2016年10月時点で各行政区が公表している「住民基本台帳の町丁目別0歳児人口」、「東京都福祉保健局公開の保育サービス利用児童割合」、およびスタイルアクトが所有する分譲マンション竣工情報から推計した各駅の「0歳児の保育所需要」から、各駅の「認可保育所の0歳児定員」を引いて算出したものです。また品川区、江戸川区は、条件が揃わないため除外し、実質21区でのランキングとなっているとのこと。

 

保育園に入りにくい駅の特徴は、大規模共同住宅がある地域

ワースト1位は、東京メトロ千代田線の「北綾瀬駅(足立区)」でした。保育園の定員数は多いものの、URや東京都住宅供給公社の大規模共同住宅からの需要が多く、推計待機児童数は265人となりました。ワースト2位の大江戸線「勝どき駅(中央区)」は、高層マンションが多く建設されたため急激に人口が増加し、保育園需要も拡大しているものの追いついていない地域です。ワースト3位、4位は江東区内の都営地下鉄新宿線の「大島駅」と東京メトロ有楽町線・ゆりかもめの「豊洲駅」でした。オフィス街へのアクセスがよく、マンションが多く建設されているエリアや大規模共同住宅があるエリアでは、同じ年代層の流入で保育園需要が膨らみやすく、待機児童が多くなっていることが分かります。

 

まとめ

ランク外の駅に住んでいる人は、面倒ですが、各行政区の公表している情報を見てもいいと思います。当事者のママには、そのくらい切実な課題ですよね。待機児童が多いということは、ファミリーが多く便利で、生活や子育てにとって環境がそろっている証拠。ワーキングママ予備軍の人は、できるだけ早めに近隣の保育園事情をリサーチしておくといいですね。今の住まいの近所では厳しそうなら、転居も一つの手段かもしれません。

 

◇調査結果掲載サイト 住まいサーフィン
https://www.sumai-surfin.com/k/static/nurseryschool/

 

◇[住まいサーフィン] 保育園に入れない駅ランキングを公表(スタイルアクト)

http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000007875.html

 

qufour(クフール)編集部

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