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ママ200人に聞いた「子どものプログラミング」、習わせたい理由調査結果

文部科学省では現在、小学校でのプログラミング教育の必修化を検討しています。今回は、子育て中のママ200人に「子どものプログラミング」について、必修化や学ばせたい理由を聞いたアンケート結果をご紹介します。コンピューター社会、ネット社会が急速に進み、プログラミングという言葉もよく耳にするようになりましたが、ほかのママがどんな理由で学ばせたいのかなどは、気になりますね。

 

プログラミング教育の必修化の動きを「知らない」ママが大半

教育関連の出版など手がける学研プラスが、子どもをもつ30~40代のママ200人へ行なった、プログラミング教育に関するアンケートで、「2020年から、小学校でプログラミング教育の必修化が検討されていることを知っているか」を尋ねたところ、「知っている」と回答したママは24.4%だけ。7割以上のママが、オリンピックイヤーに始まるかもしれない「プログラミング教育」について知らないという状況が分かりました。 

 

学習できる場所やイベントを知っているママもまだ少数派

「都市部を中心に、子どもがプログラミングを学習できる教室やイベントが開催されていることを知っているか」の質問にも、「よく知っている」「少し知っている」というママは合わせて23.1%だけでした。また、「参加経験あり」の回答は0.9%と、ごく少数ともが分かりました。

 

一方、プログラミングを「学ばせてみたい」ママは過半数越え

「今後、教室やイベントなどで子どもにプログラミングを学習させたいと思うか」を聞くと、「とても思う(13.1%)」「少し思う(27.6%)」「学ばせたいが近くにない(15.8%)」「学習経験あり(0.5%)」と、前向きなママは過半数を超えました。「知らない」ママが大半にも関わらず、学ばせたいと考えるママは多いことも分かりました。 

 

プログラミングを学ばせたい理由は「将来性」

さらに「学ばせたい」と回答したママ126人に「プログラミングを学ばせたい理由」を聞いたところ、1位には「将来的に重要・必須のスキルになりそうだから」、2位には「職業の選択肢が増えそうだから」が選ばれました。そのほか「創造力が育まれそうだから」「論理的思考が身に付きそうだから」「専門的なスキルを身に付けさせたいから」などの回答が続き、将来性とともに、創造力や論理的思考など、コンピューターだけに限定されない能力を伸ばすことにも期待が寄せられているようです。

 

 

重視ポイントは料金、アクセス、楽しめる内容かどうか

同じく「学ばせたい」と回答したママ126人に「プログラミングを学ばせる際に、教室やイベント選びで重視するポイント」を尋ねると、1位「料金」、2位「家からのアクセス」、3位「楽しんで学べる内容かどうか」という結果になりました。興味はあるものの、お稽古ごとで気になるのは、やっぱり「料金」という結果に。

 

まとめ

「子どものプログラミング教育」は、まだ差し迫った実感は薄く、ママにとっては未知の部分も多いようです。最近は学習イベントも増えてきたので、お試しに近くで参加できる機会がないかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

◇学研のマインクラフトプログラミングキャンプ(2016年12月26日開催)
http://gakken-tech.jp/ 

 

◇実は4人に3人が知らない!? 子育て世代の「子どものプログラミング教育 意識度」を調査!(学研ホールディングス)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000936.000002535.html

 

qufour(クフール)編集部

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