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ズボンの穴・破れを「ちくちく手縫い」で補修!やり方とかわいいアレンジ

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子どもの引っ掛けによる服の破れや穴あきは、面倒だからと放っておくとどんどん穴が広がってしまいますね。今回は、ズボンの破れや穴を、手軽にしかも丈夫に補修する「手縫いステッチ補修」をご紹介します。ポイントを押さえて、針と糸でちくちく手縫いするだけで、目立たないステッチや、ワンポイントになるかわいい刺しゅうで、補修できちゃいますよ。空き時間にできるので、ちょっとした手芸気分でトライしてみませんか。

 

「当て布」を使った「手縫いステッチ補修」の方法とメリット

手縫いステッチによる補修は、補修部分の裏へ当て布を当て、表から当て布ごと細かくステッチします。手縫いステッチで当て布を固定しながら、破れや穴部分も補修でき、細かい針目のおかげで補修部分の生地も丈夫になります。アイロンで貼るワッペンのように剥がれる心配もなく、ミシンを使わないので手軽に取り掛かれます。また、子ども服のズボンは小さいため、ミシンでは縫いにくいもの。そんなときもぜひこの方法を試してみてください。

 

準備:用意するものと使い方

<用意するもの>

・破れた部分の裏に当てる「当て布」
・アイロン
・まち針
・補修のステッチに使う糸
・ハサミ
・(あれば)手縫い糸、しつけ糸

 

当て布は、破れた部分の裏から当てる布です。直接肌に当たるので、着古したシャツなど肌触りの良いものがおすすめです。アイロンは、当て布の裁ち目がほつれるのを防ぐために周囲を折るときに使います。まち針は、当て布を補修部分の裏に当ててしつけ糸で留めるとき、当て布がずれるのを防ぐために使います。ステッチ用の糸は、目立たないようにするなら「表地と同系色の細番手の糸」を、あえてポイントにするなら「目立つ色の刺しゅう糸」などがいいですね。手縫い糸は当て布の周囲を縫うときに、しつけ糸は当て布を仮止めするのに使いますが、手持ちの縫いやすい糸で構いません。

 

手順1:当て布の周囲をアイロンで折り、並縫いで押さえる

当て布を、補修部分を十分にカバーする大きさに切ります。膝が擦り切れているなど、布地が薄くなっている場合は、その部分もカバーする大きさにするといいですね。当て布の周りを5~8mmほど内側に折り(写真左)、アイロンでしっかり折り目を付けたら、並縫いをして縫い代を押さえておきましょう(写真右)。写真では分かりやすくするため、目立つ色の糸で縫ってありますが、当て布と似た色の糸なら目立ちません。縫い始めの玉結びは裏から出し、縫い終わりの玉止めも裏側で始末しましょう。

 

手順2:補修部分の裏に当て布を仮止めする

補修部分の裏に当て布を置き、ずれないようにまち針で留めておきましょう。しつけ糸(または縫いやすい糸)で、手順2で縫った並縫いの少し外側を縫い留めます。後でほどくので、縫い目は大まかでOKです。

 

手順3:補修部分のきわから周囲へと並縫いステッチ

ズボンを表に返します。補修ステッチ用の糸を針に通し、まずは補修部分のきわを並縫いでステッチしていきます。最初の玉結びは、ズボンの布と当て布の間に隠しましょう(写真1)。ステッチは、当て布までしっかりと針を通すようにします(写真2)。次に、しつけ糸の囲みの中を自由に並縫いでステッチしていきましょう。ここでは、破れた部分に垂直方向に大きなジグザグで縫っています(写真3)。破れた部分の上をまたいで縫うときは、裂け目の上へ丁寧に針目を渡していきましょう。同様にして、しつけ糸の囲み部分いっぱいにステッチを刺していきます(写真4)。縫い終わりの玉止めは、ズボンの布と当て布の間に隠すように始末します。最後にしつけ糸を抜けば完成です。

 

応用編:目立たない糸で・刺しゅう・フェルトのアップリケ

写真1は、ズボンの色とほぼ同色の糸を使ってステッチしたものです。遠目で見ると分からないくらいの仕上がりになりました。写真2と3は、刺しゅう糸を使ってかわいくステッチしたものです。写真2では、刺しゅう糸を3本どりにして、破れた部分を*の形のステッチでカバーしてから、当て布にしたしつけいっぱいに*の形や葉っぱなどをステッチしました。写真3は穴あき部分の補修です。刺しゅう糸6本どりで、穴の中心部分からぐるぐるとチェーンステッチを刺していきました。写真4は手縫いの針目の上に、フェルトを縫い付けてアップリケしたものです。縦まつりやブランケットステッチなど、好きなステッチで付けましょう。どの場合も、当て布までしっかりと針を通すことが大切です。

 

まとめ

補修部分のきわだけを目立たない色の糸で縫い、あとは好きな色の糸で自由にステッチするのもいいですね。また応用編の写真2や3のように、刺しゅうで補修部分をカバーできる場合は、補修部分のきわを縫わなくても十分に補強できます。また、当て布にはお子さんの肌が当たるので、できるだけしつけ部分いっぱいまでステッチして、当て布の布端が気にならないようにしてあげましょう。もちろんズボンだけでなくブラウスやスカートなどにも応用できますよ。破れが気になる子ども服があったら、ちくちく楽しく針仕事してみませんか。

 

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この記事を書いた人

nontroppoさん

nontroppo / 埼玉県

ライフオーガナイザー。ズボラでも簡単にすっきり暮らすための収納や、生活の仕組み作りを模索中。
料理、お菓子作りのほかに、洋服やインテリア小物なども手作りするのが好きです。
高校生の息子の母です。

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