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「子どもの歯磨き」仕上げ磨きはいつまで?きちんと磨くコツ歯科医が伝授

「お子さんの歯磨き」は、1人できちんとできているか、仕上げ磨きはいつまでするか、気になりませんか?今回は、4~6歳の子どもをもつ母親93人に行なった子どもの歯磨きに関するアンケート結果をご紹介します。また歯科医の先生が教えてくれた「子どもが歯磨きを続けられるコツ」も披露しますよ。

 

子ども1人での歯磨きが十分か「不安に思う」ママは9割以上

丹平製薬とナチュラルスマイル西宮北口歯科が、幼稚園児向けのイベント「あんふぁん春フェス2017」にて共同で実施した「こどもハミガキ上手presentsハミガキ教室」で、参加者の4~6歳の子どもをもつ母親93人にアンケートを行なったところ、「子ども1人での歯磨きが十分にできているか、不安に感じる」ことが「ある」と回答した人は98%に上りました。

 

「いつも仕上げ磨き」実施は8割以上、年齢とともに低下

さらに「いつも仕上げ磨きを実施しているか」を聞いたところ、子どもの年齢別に4歳で86.8%、5歳で81.6%、6歳で80%という結果に。子ども1人で十分に歯磨きできているか不安に思うママがほとんどである一方、子どもの年齢が上がるにつれて、ママやパパが仕上げ磨きを実施する率が低くなっていることも分かりました。

 

歯磨きは楽しく学んで習慣化、磨き残しチェックは小学生まで

ナチュラルスマイル西宮北口歯科 院長 児玉秀樹先生

ナチュラルスマイル西宮北口歯科の児玉秀樹院長によると、家庭での子どもの歯磨きは、楽しみながら学んで習慣化させるのがポイントだそう。子どもたちは、パパやママの真似をして学習していくことから、親自身が歯磨きをしながら「(歯がキレイになって)気持ちいいねぇ」と楽しそうにしたり、子どもにパパ、ママの仕上げ磨きを手伝ってもらい「上手だねぇ」とたくさん褒めたりすることで、歯磨きに興味をもつようになるそう。また、歯の生え替わり時期には、歯の本数や磨く場所が変わるので、虫歯予防のためには小学生になっても継続的な磨き残しチェックは必要だということです。

 

磨き残しチェックには、赤く染まる液体歯磨きが便利

子どもの歯磨きが十分にできているか心配なママは、子ども向けのカラーテスターを使うと便利です。「こどもハミガキ上手」は歯垢を赤く染める液体歯磨きで、赤い部分がなくなるまでブラッシングすれば、磨き残しなく歯磨きできます。使用開始の目安は3歳ごろからで、使っているママからは「子どもは歯が赤く染まることが面白く、進んで歯磨きをしようとする」という声も。

 

仕上げ磨きには、ちょっとした気持ちの余裕を

仕上げ磨きをしているときに、子どもから「なんで怒ってるの?」と聞かれたことがあります。虫歯にならないようにと一生懸命に磨いていたのですが、その顔が怖かったみたいです。子どもが歯磨きを楽しんで習慣化できるようになるには、大人のちょっとした気持ちの余裕も大切なんですね。

 

◇98%のママが、子どもの1人でのハミガキに不安を感じると回答!丹平製薬が、歯医者さんから正しいハミガキを学べる『こどもハミガキ上手presentsハミガキ教室』を実施しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000010161.html

 

qufour(クフール)編集部

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