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【実験結果】子ども学習「60分1本勝負」vs「15分×3回」、効果的なのは?

qufour(クフール)編集部

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子どもの「学習」に良い方法があるのならと思うのは、ママの切なる思いですね。今回は、「長時間1本勝負」と「短時間の積み上げ」、どちらの学習が知識の定着に効果的かを調べた実証実験の結果をご紹介します。学年の総まとめのこの時期に取り入れて、親子でハッピーな新年度を迎えましょう!

 

学習時間別に分けた3グループの学習定着度と集中力を計測

「進研ゼミ」でお馴染みのベネッセコーポレーションは、東京大学薬学部の池谷裕二教授が行なった「勉強時間による学習の定着・集中力に関する実証実験」に協力。実験は、中学1年生29名を「60分学習(60分×1セット)グループ」「45分学習(45分×1セット)グループ」「15分×3(計45分、7.5分休憩×2回)学習グループ」の3グループに分け、それぞれに、中学1年生で習う英単語と中学2~3年生で習う未修英単語を覚えてもらうというもの。当日・翌日・1週間後に事後テストをして学習の定着度合いを調べるとともに、実験中の教室に定点カメラ・目線カメラを設置して、各グループ2名には脳波計での集中力の推移を計測しました。

 

1週間後テストのスコアでは、「短期積み上げ型」が大きく上昇

実験後のテストのなかでも1週間後の結果は、60分学習のグループよりも、15分×3学習のグループのほうが、上昇スコアが高くなりました。トータルの学習時間は少なくても、短時間で集中して取り組み、間に適度な休憩時間を入れる「短時間積み上げ型」は、学習定着度のアップには有効な可能性がありそうです。

 

集中力に関係する「ガンマ波」、学習開始40分後に急降下

※左右のグラフのガンマ波の絶対値の大小は関係ありません。

また、実験中に計測した脳波計のデータを見ると、集中力に大きく関係する前頭葉のガンマ波の動きに違いが出ました。60分学習グループでは、学習を始めて40分ほどするとガンマ波が急激に下がっていくのに対し、15分×3学習グループは、休憩時間が入ることで、ガンマ波が再び上昇していることが分かります。ガンマ波の推移全体を見ても、15分×3学習グループでは一定の集中力をキープできるため、短時間積み上げ型の方が、効率的に学習を定着できる勉強法の可能性が高いという結果に。

 

効果的な「短期積み上げ型」習慣づけがカギ?

実験結果を見ると、「短期積み上げ型」の学習スタイルの方が長期的な記憶固定には有効な可能性がありそうです。今回は小規模な実証実験だったので、あくまで可能性が見えたという範囲だそうですが、15分の集中と7分ほどの休憩を繰り返す方法、実際にやってみたくなりますね。ただ「1度休憩してしまうと、再び勉強モードに戻れないのでは?」と心配なママもいるかもしれません。初めのうちは、習慣づけのためにタイマーを使ってゲーム感覚を取り入れたり、ママも同じペースで家事をしてみたりといった工夫をしてみてもいいですね。

 

◇学習時間を細かく分けた「45分」で「60分」と同等以上の学習効果を発揮 “長時間学習”よりも短時間集中の“積み上げ型学習”が有効であった(ベネッセホールディングス)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000562.000000120.html

 

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