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フランスママに学ぶ、ビックリするほど時短・簡単な「毎日の料理事情」

石狩熊子

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フランスママは、イベントや食事会では手の込んだ料理を作りますが、普段は簡単に短時間で作れる料理がもっぱら。今回は、フランスママのなるべく手間を掛けない、毎日の料理事情をご紹介します。手を掛けた料理は、時間のあるときや気が向いたときと、メリハリを付けるのがフランス流です。

 

フランスママは、まな板を使わない!?

日本では料理の必需品の「まな板」ですが、フランスでは鍋やフライパンの上で、直接食材を切ることが多く、まな板をほとんど使いません。肉や魚を切るときのまな板は、周囲に肉汁などが流れ出ても困らない溝の付いているものを使いますが、お皿や鉄板などの上で直接切ってしまう人も多くいます。食材を細かく切るようなメニューが少なく、まな板がなくても気にしない人が多いです。もちろん、鉄板やお皿の傷も気にしません。

 

手間を省きたいから、普段の食事はお皿1枚

作るだけでなく、洗う手間も省きたいのがフランスママなので、普段の食事に使うお皿は1枚だけ。前菜やメインなどの料理ごとに、フランスパンでお皿を拭ってきれいにしてから次の料理を乗せて使います。一方、イベントや来客時には、普段とは違う素敵なお皿のセットを、それなりの枚数で使って、メリハリを付けて楽しんでいます。

 

リメイク料理なんてナンセンス!

フランスママは、残った料理をアレンジしたリメイク料理を作ることがありません。残った食材は、そのまま食卓に出すのが普通です。それでも残ってしまった場合には、バゲットに挟んで食べて終わり。残り物をアレンジしない理由は、「少量残っただけのものをわざわざ料理するなんてナンセンス!」らしいです。ちなみに残り物の最終処分は、どこの家庭でもパパの役目が多く、文句を言わずに食べているようです。 

 

フランスママは、電子レンジよりもオーブンをよく使う

フランスママにとって、オーブンで焼くだけで済む料理は、台所に立つ時間を短縮してくれる素敵な味方。なかでも、耐熱皿や鉄板に入れてハーブやソースを掛け、適当に味付けをすればいい冷凍食品や半調理品は、ママがラク出来るので大人気。見栄えもするし、手抜きには見えないし一石二鳥ですね。日本で冷凍食品と言えば電子レンジ用ですが、フランスではオーブン用が主流です。電子レンジよりもオーブンを使った簡単料理が、フランスママ流です。

 

フランスママの揚げ物料理はオーブンやフライパンで代用

働くママの多いフランスでは、とにかく手を掛けずに料理をすることが先決です。揚げ物料理は、調理中も調理後も手間が掛かるので、フランスママが最も避けたいお料理です。冷凍フライはフライパンに油を引いて焼きますが、それすらも面倒な人は「低カロリー」と称してオーブンで焼くか、失敗知らずのフライヤーを使うので、調理後に飛び散った油のお掃除も賢く免れています。

 

見た目よりも完食重視、フランスママの作るお弁当は超質素

フランスママの作るお弁当は、バゲットや食パンにバターを塗ってハムなどを挟んだだけの、シンプルなサンドイッチが主流です。本人が確実に食べるものだけを使うので、色取りや見た目は重視されていません。家庭によっては、トマトだけとか、ポテトチップスをタッパー詰めてある場合も。子どもたちも友だちの弁当や食事に興味がなく、みんなが似たようなお弁当なので、手を掛けなくても恥ずかしい思いをすることがありません。

 

手軽に料理をバージョンアップしてくれる「ハーブブレンド」

フランスでは肉料理にも魚料理にも使える「ハーブ・ド・プロヴァンス」と呼ばれるブレンド乾燥ハーブがあります。タイム、ローズマリー、フェンネル、セージ、バジルなどを混ぜたもので、食材を焼くときや煮るときに使うと、味に変化が付けられる便利なスパイスです。ハーブ効果で胃もたれもしません。特に、夏の暑い時期や食欲のないときは、ハーブの香りで食欲をそそられるので重宝しています。

 

なぜかドレッシング作りは苦じゃないフランスママ

フランスママは、ドレッシングは基本的に手作りします。市販のドレッシングは非常に少なく、あまり美味しくないのです。酢、油、塩、コショウへ、エシャロットやパセリを加えただけのシンプルなものですが、気分によってバルサミコ酢や赤ワイン酢を使って味に変化を付けています。なかには、ハチミツを加えて甘めにし、子どもでも食べやすいようにする人も。日常的にやっていることなので、ドレッシング作りが面倒くさい!というママはいません。

 

フランスには、おふくろの味がない!?

フランスには、日本の「味噌汁」や「肉じゃが」のような定番家庭料理を、「おふくろの味」と呼ぶ習慣がありません。それでも強いてフランスのおふくろの味と言うなら、「ブフ・ボルギニヨン」と呼ばれる牛肉の赤ワイン煮込みですが、みんなが「おふくろの味」と思うかというと怪しいところです。とは言え、料理の手間を省きたいママに育てられたフランス人ですから、缶詰めを温めただけのものや、茹で卵がおふくろの味という人もいるのが実際のところです。 

 

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この記事を書いた人

石狩熊子さん

石狩熊子 / 東京都

在仏17年、田舎暮らしを満喫中の小・中・高校生の4児の母。
趣味は地元の年寄りたちとのお茶飲み&ツイッタ-。人生は楽しく生きたいタイプ。

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