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スポーツトレーナーが教える「鼻づまり緩和」3分ストレッチ、花粉症に

花粉症シーズンは、鼻づまりや喉のイガイガなどの症状に悩む方も多いですね。そこで今回は、花粉症の鼻づまり症状緩和に効果的なストレッチを3つご紹介します。「花粉症にストレッチが効くの?」という方もいるかもしれませんが、花粉症の症状で特に多い「鼻づまり」の症状が出ているときは、特に首や肩回りの筋肉が緊張しているのです。ストレッチで肩回りや首の筋肉の血流を促し緊張を緩めると症状が緩和され、鼻が通りやすくなったり、呼吸がしやすくなります。紹介するストレッチは1日たった3分でできますので、お風呂上りや症状が辛いときなどに試してみてくださいね。

 

首回し

首回りのストレッチです。まず楽な姿勢で座りましょう。首の右側をストレッチする場合、右手を身体の斜め後ろのできるだけ遠くに置き、左手を右肩の上に置きます。そして、ゆっくり大きく首を回します。首の痛みのない範囲で行なうようにしましょう。呼吸は自然に行ない、3周回したら、反対にも回しましょう。同じ要領で、左側もストレッチします。両側で1分程度です。

 

リバースプランク(呼吸)

胸を開くストレッチです。胸を開くことで深い呼吸を取り入れ、頬や鼻の筋肉を緩めます。両足を曲げて座り、両手は肩の真下よりやや後ろへ置きます。ストレッチは、ヒジを伸ばして、しっかり胸を張りるイメージで行ないましょう。肩と耳の距離を遠ざけて首を長く保ち、肩を下げるように意識します。この姿勢を30秒キープしながら、大きな深呼吸を繰り返しましょう。胸を大きく開いて行うことがポイントです。

 

肩甲骨ストレッチ1

ヒザより下は腰幅に、両手は肩幅に開き、四つん這いになります。このとき、骨盤の下にヒザを、肩のやや前方に手首を置くようにしましょう。これがスタートポジションです。

 

肩甲骨ストレッチ2

左肩甲骨をストレッチする場合、スタートポジションからさらに右手を前へ出し、左手は手の平を上に向けて右肩の下をくぐらせ、できるだけ身体から遠くに手の平を置くようにします。このとき、お尻はカカトへ近づけて、上半身は左側へねじるようにし、肩甲骨の周囲が伸びて、気持ち良いと感じるところで30秒キープし、大きく深呼吸を繰り返します。同じ要領で右側も行いましょう。両手で1分程度です。

 

まとめ

花粉症の鼻づまり症状を緩和させるには、首、肩回りの筋肉のストレッチが有効です。ストレッチは無理のない範囲で行なってください。今回ご紹介したストレッチは3分あればできますので、ぜひ毎日続けて、辛い花粉症シーズン乗り切りましょう!

 

 

yumi(スポーツトレーナー)

トレーナーとしてプロアスリートから幼児までのトレーニング指導経験をもつスポーツ大好きな2児の母です。いろいろなエクササイズやストレッチをお伝えしたいと思います。