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【野菜の切り方6】料理に辛味と香り!玉ネギ・長ネギの「みじん切り」

「みじん切り」は、時間が掛かるので面倒、と思う方もいるのではないでしょうか。今回は、玉ネギと長ネギのみじん切りの方法をご紹介します。みじん切りとは、野菜を細かく切り刻むこと。細かく刻むだけでなく大きさを均一に揃えると、火が均等に通るので料理も美味しく仕上げられるようになりますよ。料理に合わせた切り方で、料理を見栄え良く、美味しくしていきましょう。  

 

玉ネギのみじん切り(手順1)

皮を剥いた玉ネギを縦半分に切って根元が奥になるように置いたら、繊維に沿って2〜3mm程度の間隔で細かく切り込みを入れていきます。このとき根元側は切り落とさず、1cm程度はつながった状態にします。

 

玉ネギのみじん切り(手順2)

次に玉ネギを、根元側が左になるように回転させます。そして包丁を寝かせて、右側から厚みをスライスするように4〜5カ所へ切り込みを入れましょう。このときも、根元側を切り落とさないように注意してください。

 

玉ネギのみじん切り(手順3)

次に右側から、繊維を断ち切るように2〜3mm幅で細かく切っていきましょう。最後に残った根元1cmの芯は、最後に切った断面を下にして置いて、最初の切り込みと同じ向きでに芯ギリギリまで切り込みを入れてから、それを断ち切るように垂直に2〜3mm幅に細かく切ります。

 

長ネギのみじん切り、四角型(手順1)

根元を1cm程度残して、繊維に沿って2~3mmの幅で細かく切り込みを入れたら、90度回してまだ切り込みの入っていない部分にも切り込みを入れ、ホウキ状にします。

 

長ネギのみじん切り、四角型(手順2)

長ネギに対して包丁を垂直に当て、2〜3mm程度の幅で端から細かく刻みます。ホウキ状にしたときの切り込みの幅と、刻む幅を同じにすればキレイな四角いみじん切りが出来上がります。

 

長ネギのみじん切り、菱形(手順1)

長ネギのみじん切りはもう1つ方法があります。 ネギの厚み半分くらいまで斜めに切り込みを入れて上下を逆にし、先ほどの切り込みとずらして同じように斜めに切り込みを半分まで入れます。次に、長ネギに対して包丁を垂直に当て、端から2〜3mmの幅で細かく刻みましょう。出来上がりは菱形のみじん切りになります。

 

まとめ

 玉ネギや長ネギのみじん切りは、薬味として万能です。生のまま使えば料理に辛味を加えられ、油とともに弱火で加熱すれば甘味と香りを引き立てることができます。また、肉や魚の臭み消しにもなるので一緒に炒めたり煮込んだりしてもいいですね。

 

 

村上歩美(管理栄養士)

簡単でおいしい!が大好きな管理栄養士です。
料理の楽しさを伝えたくて、料理教室に勤務しておりました。
日々の献立作成のお手伝いができるような情報をお届けしていきます。