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【旬の薬膳51】貧血や生理痛、冷えにも「イカ」の疲労軽減レシピ3選

A's Pumpkin(薬膳マイスター)

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仕事や用事が立て込んで疲れたり、貧血っぽいと感じたら「イカ」をお試しください。今回は、貧血や生理痛を改善する「イカ」と、血液循環を良くする食材を組み合わせた、疲労軽減レシピを3つご紹介します。簡単に作れるメインで、元気になってみませんか。

 

イカの下処理法

<イカの下処理>

足の付け根を持って、胴から内臓(ワタ)を引き出し、胴のなかをよく洗って水気を拭きとります。軟骨を取り除き、次に胴に付いた三角形のヒレ(エンペラ)を、乾いたキッチンペーパーなどでつかんで剥がします。胴、足などの部位は、レシピによって使い分け、クチバシや目など不要な部分は切り取りましょう。時間がないときは下処理が済んでいるものを購入すると便利です。

 

「血」を補う、イカとアサリたっぷりのワイン蒸し

レシピブログ  あさりとイカのバジルワイン蒸し(ぱお)

バジルの爽やかさを添えた、魚介の旨味たっぷりのワイン蒸しです。イカは胴体部分に3mm角ほどの格子状の切り込みを入れ、1口大に切ってから、塩、酒、片栗粉を揉み込み、アサリは砂出しして洗います。セロリとズッキーニは適当な大きさに切り、ジャガイモは皮を剥いて1口大に切ってから、600Wの電子レンジで2分加熱しておきましょう。フライパンでオリーブオイル、ニンニクのみじん切り、アンチョビを弱火で熱して香りが立ったら、イカ、セロリ、ズッキーニ、ジャガイモを炒め、白ワインを回し掛けてフタをし、弱火で蒸し焼きにします。アサリの殻が開いたら、ミニトマト、バジルを入れて蒸し焼きにし、塩、コショウで味を整えたら出来上がり。バゲットと一緒に食べても美味しいですよ。アンチョビ(カタクチイワシのオイル漬け)は、お好みの魚のオイル漬けと塩でも代用できますが、あれば使いましょう。

 

薬膳で「イカ」は、生理痛を改善する魚介です。また「イカ」と「アサリ」は、どちらも「血」を補う力があるため、立ちくらみや血色の悪さを解消してくれます。レシピの「ニンニク」は、血行を良くし、疲れも取りますよ。「ニンニク」が苦手な方は、「ショウガ」や「ネギ類」でも血行を促進します。消化を促す「バジル」は、「クレソン」でも代用できますが、香りを楽しむには「バジル」がおすすめです。

 

血液の循環を良くする玉ネギで作る、イカのトマトソース煮

レシピブログ  イカのトマトソース煮ライス添え(ちゃぶママ)

ライスにもパスタにも合う、イカと玉ネギのトマトソース煮です。イカは胴体部分を輪切りに、玉ネギはスライス、シメジはほぐしておきます。フライパンで、オリーブオイル、みじん切りのニンニクを炒めて香りが立ったら、イカと玉ネギを炒め、シメジ、トマトの水煮缶、酒、コンソメキューブ、ローリエを加えて、煮過ぎないように加熱しましょう。ケチャップ、塩麹、黒コショウで味を整えたら完成です。塩麹はあれば使い、お好みで刻みパセリを散らしていただきましょう。

 

薬膳で「イカ」は、「血」を補うので、貧血の症状を楽にしてくれます。このメニューで組み合わせた「玉ネギ」は、血液循環を良くするほか、胃腸の働きを高めるため、消化を助けて、体力維持に役立つ野菜です。「黒コショウ」のほか「白コショウ」はどちらも、消化を促したり、体を温める作用が強い「熱性」の調味料なので、冷えが気になる方におすすめですよ。

 

「トマト」は、イライラを解消する食材で、このレシピではトマトの水煮缶やケチャップを使っていますが、トマトが苦手な方は、コンソメだけの味付けでも美味しくいただけます。

 

ワイワイ食べたい!滋養を補う、イカとニラのチヂミ

レシピブログ  ホットプレートで「海鮮チヂミと特製だれ」(Cook Atlier)

血流を良くする玉ネギやニラを使った、大人数で楽しく焼いていただける、海鮮チヂミです。

 

<チヂミの作り方>

イカは全体を食べやすい大きさに切り分け、ニラ玉ネギは粗いみじん切りにしてボウルへ入れ、溶き卵、水、塩、コショウ、醤油、片栗粉、小麦粉とよく混ぜ合わせたら、30~40分冷蔵庫で寝かせます。タネにゴマ油を入れ混ぜ、熱したフライパンまたはホットプレートにお玉1杯半位の分量を広げて伸ばし、焦げ目が付くまで両面を焼いたら、タレを付けていただきましょう。

 

<タレの作り方>

小口ネギ(アサツキ)をみじん切りにし、醤油、お酢、きび糖、おろしニンニク、塩、コショウとよく混ぜ合わせ、最後にゴマ油を加えたら完成です。冷蔵庫で味を馴染ませると、より美味しくなりますよ。

 

薬膳で「イカ」は、体に必要な栄養や血液を補い、「ニラ」五臓「腎(じん)」に働きかけて滋養を補ったり、「血」の巡りを良くする食材です。両方を使ったメニューなら、疲れを取って力を付けられ、代謝も良くなるので、冷え予防にもなりますよ。

 

薬膳で考える「イカ」の効能

薬膳で「イカ(烏賊)」は、体に必要な栄養や血液(「血」)を補う食材です。疲れを取り、肌をきれいにすると言われるので、女性におすすめ。「平性」という分類で体が冷えにくく、どなたでも滋養を補いやすい魚介ですよ。

 

今回「イカ」と合わせた、「ニンニク」「ショウガ」「玉ネギ」「ネギ類」「ニラ」「コショウ」は、すべて「辛」味に分類される食材や調味料で、血行を促すので、体の隅々まで栄養を運んだり、冷えや凝りを解消するのに役立ちます。どれも特徴のある味なので、お好みの食材を選んでください。また特に「ニンニク」や「ニラ」は作用が強いため、胃が弱い方は適量を加熱して、料理に使ってみてくださいね。

 

◇【旬の薬膳50】食べ過ぎ解消・生活習慣病予防に「玉ネギ」の生食3レシピ
https://qufour.jp/article/detail/2343
◇A's Pumpkin(薬膳マイスター)さんの記事一覧
https://qufour.jp/users/article/40925

 

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日々健やかに過ごしたいと考える、おばちゃまライターです。
薬膳マイスター資格を取得、自然由来食材のエネルギーをよりよく活かすことで、ひとりでも多くの方が健やかに過ごせるお手伝いが出来ればと思っております。国際薬膳食育師3級。

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