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ママの9割が悩む“イヤイヤ期”、お風呂嫌いな子はどうすればいい?

イヤイヤ期の子どもと一緒に食事やお風呂を済ませると、ぐったりというママは多いのでは?今回は、2~4歳のママ200人に聞いた「イヤイヤ期の困りごと」「子どもの入浴時間、入浴の工夫」の調査結果をご紹介します。洋服を脱ぐのがイヤ、お風呂へ行くのがイヤ、髪や体を洗うのがイヤなど、1つ1つは小さなことですが、毎日積み重なっていくとママにとっては大きな負担ですよね。調査結果からは、“イヤイヤ期”真っ盛りのお子さんが楽しくお風呂に入れる方法が見えてきました。

 

“イヤイヤ期”の育児、9割以上が「困ったことがある」

Q1)イヤイヤ期の育児中に困ったことはありますか?

花王のヘアケアブランド「メリット」が、2~4歳の子どもをもつママ200人へ行なった、「イヤイヤ期の子どもの実態、およびママたちの意識調査」で、「イヤイヤ期の育児中に困ったことはあるか」を尋ねたところ、96.5%のママが「困ったことがある」と回答しました。子どもの自我が芽生え始め、要求をぶつけてくる第1次反抗期の“イヤイヤ期”の対応に、ほとんどの母親は困ったことがあるようです。

 

イヤイヤ期の困った、トップ3は「食事」「入浴」「着替え」

Q2)イヤイヤ期の子どもの困った内容やシーン(複数回答)

具体的に「イヤイヤ期の子どもの困った内容やシーン」を聞くと、全体の回答で最も多かったのは「食事(68%)」で、好き嫌いや、遊び食べといったトラブルに困っているママが多い様子。次に「入浴(65%)」「着替え・おむつ替え(62.5%)」が続きました。

 

ワーママの7割、イヤイヤ期で困るのは「入浴」

Q3)【ワーママ限定】イヤイヤ期のお子様の困った内容やシーン(複数回答)

さらに、前の回答をワーキングママ(以下、ワーママ)に限定して分析してみると、1番多かった回答は「入浴(71%)」となりました。ワーママの帰宅後は、限られた時間のなかで家事をこなすことになりますが、子どもがさっとお風呂に入ってくれないことに、7割が頭を悩ませていることが分かりました。

 

入浴のイヤイヤ「お風呂へ行かない」「洗うのを嫌がる」

Q4)具体的な困った内容(複数回答)

※「入浴」と回答した人
また、イヤイヤ期に困ったことを「入浴」と回答した人へ、「具体的な困った内容」を尋ねると、「お風呂場に行きたがらない(60.8%)」と「髪や顔・体を洗うのを嫌がる(60%)」が上位に挙がりました。実際に“入浴イヤイヤ”エピソードを聞いたところ、次のような声が集まりました。

 

・お風呂場に連れて行こうとすると、まだ遊んでいたいと泣きわめいて怒ります(30歳)
・大好きだったお風呂に入るのを突然嫌がり出しました。入ってしまえばいつもどおりご機嫌ですが入れるのに毎日が格闘でした(40歳)
・入浴時にシャンプーをしてアワアワになるのが楽しかったみたいで「流さない!流しちゃ、いやっ!」。時間が経って泡が減ると、「いやいやいやー!」と絶叫(33歳・女性)

 

平日の子どもの入浴は「ママ担当」が8割超

Q5)平日、主に子どもの入浴を担当する人

次に、「平日、子どもの入浴を担当する人」を尋ねると、「母親」が84%で最も多い結果となりました。8割以上の家庭で、平日はママが子どもの入浴を担当し、パパが担当していると回答した人は12.5%に留まっています。

 

平日、子どもの入浴時間は「約20分」、短時間化の傾向

Q6)平日、子どもの入浴に掛かる時間

また、「平日、子どもの入浴に掛かる時間」を聞いたところ、「約20分」と回答した人が49.5%で約半数を占めました。次に多かったのは「約30分」の35.5%で、平日は8割以上の人が、20~30分ほどの時間で慌ただしく子どもをお風呂に入れていることが分かりました。

 

お風呂に楽しく入る工夫「お風呂用おもちゃを使う」が7割

Q7)子どもの入浴をスムーズに行うための工夫(複数回答)

続いて「子どもの入浴をスムーズに行うための工夫」を尋ねたところ、ほとんどの人が何らかの工夫をしており、「特に工夫をしていない」と回答した人は、わずか4.6%でした。具体的な工夫内容は、「お風呂用のおもちゃやシャンプーハットなどのグッズ利用(70%)」や「泡や水で遊ぶ(50%)」が多い一方、「キッズ向けのシャンプーやボディソープを使う」は約3割に留まりました。

 

子どもとの入浴は「コミュニケーションをとれるが、疲れる」

Q8)子どもとの入浴の時間はどのようなもの?(複数回答)

さらに「子どもとの入浴の時間はどのようなもの?」と聞いてみると、7割以上の人が「コミュニケーションになる」と回答し、多くの人が、スキンシップを通じて親子の絆を育む場という意味で、入浴時間を大切にしていることが分かりました。一方、「疲れる」という回答も54%と半数以上となり、大事にしたい時間だけど大変な時間という本音がうかがえる結果に。

 

泡シャンプーなら、さっと洗えて、お風呂タイムが楽しくなる

お風呂や歯磨きをイヤイヤする子どもについて、東京家政大学ナースリールーム主任保育士の井桁容子先生は、「過去にその行動で親子の信頼関係を損なうことがあったからというケースが多い」と分析します。その場合は、「何が嫌か聞いてあげる」「嫌なことはしない」など、親子間の信頼回復をはかることが大切なのだそう。また、子どもは楽しいことが大好きなので、お風呂でろうそくの灯りを点したり、音楽やアロマを取り入れたり、入浴グッズやシャンプーを活用したりするのも良いそうです。泡で出て洗いやすくサッと流せる、花王「メリット」シリーズの「泡で出てくるシャンプーキッズ」は、子どもが楽しめて、ママの時短もできるお助けアイテム。お風呂のイヤイヤに悩んでいるママは1度試してみて。

 

・商品名:泡で出てくるシャンプーキッズ
・容量:本体(300ml)、詰め替え(240ml)
・価格:オープン価格

 

◇花王「メリット 泡で出てくるシャンプーキッズ」アンケート調査“イヤイヤ期”に頭を悩ませるママは96.5%!(花王)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000027648.html

 

qufour(クフール)編集部

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