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家庭の防災、400人ママが感じる「不安」と「対策」

地震や台風などの災害が起きたとき、子どもと一緒に乗り切る対策はできていますか?今回は、400人のママへ聞いた防災意識と不安要素、対策などを紹介します。調査では、子どもが生まれてから防災意識が高まった人が9割を超え、子どもと離れているとき災害が起きた場合や、子どもと一緒に安全に避難できるかどうかなど、さまざまな不安を感じていることが分かりました。

 

ママの9割以上が「地震に強い不安」を感じる

ママ向け情報サイト「ママスタジアム」を運営するインタースペースが、子育て中ママユーザー397人へ行なった「防災準備調査」で、ママが対策を考えておきたい「強い不安を感じる災害」を聞いたところ、「地震(96.7%)」がダントツ1位でした。次いで、「火事(38.8%)」「停電(30.0%)」「水害(25.7%)」「台風(24.9%)」が続く結果になりました。

 

「子どもが生まれて防災意識が高まった」人、9割超

続いて「子どもが生まれたことで防災意識に変化があるか」を聞くと、「関心が高まった」と回答した人は58.2%で、「やや高まった」という33%と合わせて9割を超えました。多くの人の防災意識は、子どもが生まれたことで高まったことが明らかになりました。

 

防災意識は高まる一方、「備えができていない」人は約6割

防災意識が高まった一方、「家庭での災害の備えはどの程度できているか」を尋ねると、備えができているという回答は「十分にできている(1%)」と「まあできている(20.4%)」を合わせて約2割に留まりました。「まったくできていないと思う」と回答した人は23.7%となり、「あまりできていない(35.5%)」人も含めた約6割が、備えに自信がないことが分かりました。

 

家族の災害対策「準備できているもの・いないもの」

そこで「準備できている家族の災害対策品と、準備できていないもの」を尋ねると、「準備できている」ものは多い順に「おしりふき・ウェットティッシュ(55.4%)」「懐中電灯・ランタン(52.6%)」「飲料水(51.9%)」という結果に。一方、「準備できていない」ものとして「非常食(48.9%)」「簡易トイレ(43.8%)」「飲料水(40.8%)」などが挙がりました。

 

4割が非常用持ち出し袋を準備、そのうち8割が年に1回点検

災害対策として「自宅に非常用持ち出し袋を準備しているか」を聞いたところ、「準備している」人は約4割でした。準備している161人に、「持ち出し袋の点検や入れ替えの頻度」について尋ねると、「半年に1回以上」と回答した人は44.1%、「1年に1回くらい」が37.3%となり、1年に1回以上見直している人は8割を超えていました。

 

災害時に不安なのは「子どもと離れ離れ」「子連れ避難」

次に「災害に対して不安に感じること」を聞いてみると、多い順に「子どもと離れ離れになること(77.3%)」「子ども連れで避難できるか(75.3%)」「子どものケガや病気(71.8%)」が並びました。続いて「子どもと連絡がつかないこと(60.5%)」「避難所で子どもが落ち着いて過ごせるか(58.9%)」などが多く、ほとんどのママは災害時に子どもの安全確保を重視する傾向が強いことが分かりました。

 

働くママと専業主婦ママで、災害時の不安に違い

災害の不安について、「働くママ」と「専業主婦ママ」の回答に差があるか調べたところ、働くママは「子どもと連絡がつかないこと(70.4%)」「子どもだけで避難できるか(47.9%)」を回答する人が多く、災害時に子どもと一緒にいないシチュエーションを不安に感じています。一方、専業主婦ママは「子ども連れで避難できるか(85.1%)」「避難所で子どもが落ち着いて過ごせるか(64.9%)」などの回答が多く、子どもと一緒の避難に不安があるようです。

 

「家族と防災について話している」人、8割以上

また「家族と防災について話しているか」を尋ねると、「話している」という人は22.4%、「以前、話したことがある」という人は61%で、合わせて8割超が話をしていることが分かりました。話の内容について具体的に尋ねると、過半数を超えた回答は、「避難ルートや避難場所(61.9%)」「防災セットや備蓄(56.8%)」でした。

 

「災害時、1時間以上でも歩いて子どものもとへ」が8割

万が一、災害が子どもと離れた状況で起き、子どもの安全は確認できた場合に、交通手段が使えない帰宅困難だったとき、実際に「歩いてでも駆け付けようと思う距離」を聞いたところ、最も多かったのは「徒歩で1時間(約4km)」で21.6%でした。次いで「2時間(約8km)」が19.1%で続き、1時間以上、歩いてでも駆け付ける人を合せると全体の約8割となりました。また、「8時間以上(約32km)」が10.3%と、「どれだけ遠くても歩く」が6.0%で、合計16.3%の人が「8時間以上歩いてでも子どものところへ行く」と答えています。(※)

※「どれだけ遠くても歩く」は自由回答よりアフターコーディング集計

 

災害が今、起きたら?とシミュレーションするクセを

災害が起きたとき、ママは子どもと安全に避難できるか心配になりますね。今回の調査でも、「子連れでは重すぎる持ち出し袋は持てない。袋へ入れるもの、入れなくても用意すべきものは?」「夫がいないときが不安。1人で子ども2人を連れて安全に避難したり守る方法を知りたい」といった不安の声が寄せられました。想定外の状況で災害が起きる可能性もあるので、ママは不安ですよね。いつもと違う場所いるときなどは、普段から「今、災害が起きたら?」と考えるクセを付け、ママはどのように行動したら良いかをシミュレーションしておきましょう。普段からの想像が、いざというとき落ち着いた行動に結びつきますよ。

 

◇ママリサ 第17回 9月1日「防災の日」に向けて、ママの「防災準備」について調査!(ママスタジアム)
http://mamastar.jp/special/201708_mamarisa_x.do

 

qufour(クフール)編集部

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