暮らし

案外汚い「ぬいぐるみ」の洗い方と洗えないタイプの日頃のお手入れ

子どもたちが大好きなぬいぐるみは、手垢やよだれなどで実は汚れがち。小さい頃は、口に入れてしまうことも多いので、洗えるぬいぐるみはこまめに洗濯して清潔に保ちたいですね。また洗えないぬいぐるみも、何もしないでいては汚れる一方。ただ置いておくだけでも、家のホコリを吸い込みやすいので、ダニが発生することも。ぬいぐるみの日頃の手入れの方法をおさらいしておきましょう。

 

1.洗濯表示を確認

家庭で洗えるぬいぐるみかどうかは、洗濯表示に書いてあります。洗濯表示は買った時のタグにしかないこともあるので、今後買うときはチェックするようにしましょう。洗濯機のマークや手洗いマークがあれば、おしゃれ着と同様に家庭で洗濯できますよ。水洗い不可、ドライマーク付きの場合は、クリーニング店に依頼しましょう。

 

2.洗濯できるものは洗濯液で押し洗い

リボンなどぬいぐるみの付属品で取り外せるものを外して、表面のほこりをブラッシングで落としておきます。ブラシが絡まりやすい場合は、屋外で叩いてホコリを取りましょう。洗面台や洗い桶におしゃれ着用の中性洗剤を手洗い用の濃度に溶かし、ぬいぐるみを浸して軽く押し洗いします。汚れのひどい部分は、洗剤を含ませたスポンジで軽くたたき洗いします。

 

3.脱水方法

全体の型や毛並みが崩れないように、バスタオルに包んで洗濯機の中に入れて、1分ほど脱水します。バスタオルに包むことで早く脱水でき、痛みを軽減できます。

4.2回のすすぎ洗いと最終脱水

洗面台や洗い桶にきれいな水を張り、押し洗いをするようにすすぎます。これを2回繰り返し、最後にもう一度バスタオルに包んで1分間脱水します。

5.陰干し

脱水後すぐに取り出して形を整えて陰干しします。小さいものなら、洗濯ネットに入れてハンガーにつるして干します。
大きいものは、ニットを干す台の上に置いて干すのがおすすめです。毛が長いものは乾かしている途中でブラッシングをしてふっくらさせると風合いが戻ります。

6.日頃の手入れ

日頃の手入れでは、ハウスダスト除去スプレーなどをかけて、こまめに陰干ししましょう。ダニのフンや死骸を除去するには、布団のように陰干しから取り込んだとき、軽く手で叩いて最後に掃除機をかけておきます。

7.洗濯できないぬいぐるみの手入れ

水洗いできないタイプのぬいぐるみは、ブラッシングなどでホコリを払ったら、手洗い用の濃度に薄めたおしゃれ着用中性洗剤をしみこませたスポンジで軽くたたくようにふきます。その後、水を含ませて固く絞った布で洗剤を拭き取ります。2回に分けてしっかりと洗剤を拭き取りましょう。最後にから拭きをしてから、陰干ししてしっかり乾かしましょう。

 

まとめ

水洗い不可のぬいぐるみを水洗いすると、天然繊維の場合は縮んだり固くなったり、破けたりといったことが起こります。洗濯表示が分からない場合は、各自がこのリスク考えた上であれば、家で洗うことも検討できると思います。ウールであれば、お湯を使うと劣化を低減できますが、それでも大切なものは、やっぱりクリーニング店にお願いしたほうがいいですね。

 

reirei

家事の中で苦手なのは片付け、比較的得意なのは料理。 作ることが好きなので、編み物したりアロマで化粧水や石鹸を作ったり、ハンドメイドやDIYで生活を楽しんでいます。