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編まずに簡単「アクリルタワシ」の作り方、便利な使い方とNGな掃除も紹介

「年末の大掃除」は気が重いですね。そこで今回は、アクリル毛糸とストローを使った「編まないアクリルタワシ」の作り方と、実際に使ってみた感想ご紹介します。アクリル毛糸は、100円ショップで気軽に購入できますし、かぎ針も棒針も不要です。自分の好みの大きさに作れて、作り方も簡単なので、子どもと一緒にたくさん作ってみてはいがでしょうか。さらにこのタワシで「ちょこっと掃除」していけば、大掃除の手間もぐグッと減らせて便利ですよ。

 

「巻き巻きタワシ」の作り方:用意するもの

・アクリル毛糸:1玉(並太、40g)
・ストロー:2~3本
・竹串(なくても可)
・毛糸針(ゴム通しでも可)
・マスキングテープ
・ハサミ

 

太めのアクリル毛糸を使えば、しっかりとしたタワシに仕上がります。今回は、一般的な並太で作ってみました。ストローへ毛糸を通すときに竹串があると通しやすくなります。所要時間は、20分程度です。

 

作り方1:ストロー3本の先を切る

曲がるストローは、曲がる部分を切り取り、段差のない長い方を使います。曲がる部分がないストローはそのまま使いましょう。

 

作り方2:アクリル毛糸を3本切る

アクリル毛糸を、ストローの3倍くらいの長さに3本切ります。 

 

作り方3:ストローへ毛糸を通す

切り取ったアクリル毛糸を、ストローへ通します。通しにくければ、ストローより細い竹串などを使って押し込みましょう。3本とも通したら、片側の糸端はそれぞれマスキングテープでストローへ固定し、反対端は3本一緒に結びます。

 

作り方4:アクリル毛糸をストローへ引っ掛ける

ストローへ毛糸を貼り付けた側を左にして、ストローの右側を持ち、ストロー3本を奥から手前へ並べます(写真)。1番奥のストローへ、残ったアクリル毛糸の糸端を結びましょう。このときストローをグルッと囲むようにして、緩めに結んでおきます。次に毛糸を手前へ向かって2本のストローへ上下互い違いに引っ掛けます。3本目のストローまで行ったら折り返して、今度は奥へ向かって、ストローへ上下に互い違いに引っ掛けます。写真ではストローの左端を広げたままにしていますが、毛糸を1往復引っ掛けたら、ストローの左端を閉じて毛糸を引き詰め、整えながら進めます。

 

作り方5:ストローから抜き取る

引っ掛け終わった段が多くなってきたら、毛糸を徐々に右へずらしてストローから外していき、長さ25cmくらいまで引っ掛けていきましょう。25cmになったら、毛糸を30cmほど残して切り、最初のよういに1本のストロー1本へ巻き付けて結びます。ストロー左端のテープを外し、引っ掛けた毛糸が抜けないように注意してストローを抜き取り(写真左)、毛糸3本を一緒に結んで留めます。

 

作り方6:端から巻いて固定する

右端からくるくるとロールケーキのように巻き、残った4本の毛糸は閉じ針やゴム通しなどで、タワシの中を反対側まで通します。この要領で、糸が短くなるまで放射状に何度か糸を通して、形が崩れないように固定します。余った糸は結んでまとめてから、切り揃えましょう。巻き終わりの位置へ糸を最後に出すと、きれいに仕上がりますよ。

 

「巻き巻きタワシ」が活躍する場所

このタワシの特徴は、コンパクトでしっかりとした硬さがあるところです。引き戸やお風呂場入り口のレールなどは、意外と汚れがこびり付くので、軽く拭いただけでは落ちませんが、水を含ませたこのタワシなら、ちょっと力を入れただけで汚れが落ちました。また洗濯機の洗濯槽のフチに溜まっているホコリや汚れは、定期的にお掃除したいところですよね。このタワシは、結構しっかりとしています。軽くこすっただけで落ち、頑固な汚れに対応できますよ。タワシが入らない凹凸や穴などの細かい部分は、タワシではなく、爪楊枝を利用してくださいね。

 

「巻き巻きタワシ」が向かない場所、用途

窓に付いたちょっとした汚れは、このタワシで解決できますが、窓全体を掃除するとなると、このタワシを大きく作るか雑巾の方が良いでしょう。浴槽も同じです。広範囲をこのタワシ1つで掃除しようと考えるとかなり時間が掛かるので、別の道具の方が効率良いですね。

 

まとめ

今回ご紹介した編み棒を使わずに作れるアクリルタワシ、我が家では「巻き巻きタワシ」とネーミングしました。食器洗いはもちろん、お弁当箱の隅の落ちなかった汚れも落としなど、キッチンでも活躍してくれています。普段は掃除をしない、写真立てのフレームや窓枠の段差部分など、細かな部分のホコリ落としにも活躍します。ストローを2本にして作ると、もっと細い隙間にピッタリです。好きな色や形のタワシを作って、楽しくお掃除してみてはいかがでしょうか。

 

yuppon

毎日2人の男子と戦ってます!一人の自由時間が増えて好きなことに取り組めるようになりました。よりよい記事を目指して日々がんばります!