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[お花のある暮らし10]洋風インテリアにも「和洋で愛でるお正月の花」

五十嵐道子(フラワーデザイナー)

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洋風スタイルの住宅が多い昨今、和花だけのお正月の花には、抵抗のある人も多いようです。そこで今回は、花器にシリンダーを使い、バラなどの洋のエッセンスを取り入れた、和洋折衷のお正月アレンジをご紹介します。高さの異なるシリンダーは、100円ショップで購入したもの。お金を掛けずに、お正月の雰囲気を楽しむアイデアをご紹介します。

 

用意するもの

  • バラ:3本
  • 菊:2本
  • 野バラの実:4~5枝
  • 五葉松:1本(長さ約80cm)
  • コルク付きシリンダー(大):1個(高さ15cm×直径4cm)
  • コルク付きシリンダー(中):2個(高さ10cm×直径4cm)
  • コルク付きシリンダー(小):2個(高さ6.3cm×直径4cm)
  • 松ぼっくり:2個(小さめで金色のもの)
  • マスキングテープ:金色、幅1.5cm×長さ約55cm
  • マスキングテープ:仮止め用、何色でも可(幅1.5cm×長さ約50cm)
  • 長皿:1枚(長さ26.5cm×幅10.5cm)

 

シリンダーは100円ショップ「キャンドゥ」で購入したもので、コルクキャップが付いていましたが、今回はシリンダーだけを使いました。長皿は底面が平らで安定したものを選びましょう。

 

手順1:シリンダー同士をマスキングテープで仮留めする

シリンダーを左から、小→中→小→大→中の順に、横一列に隙間なく並べ、仮留め用のマスキングテープを使って、底からギリギリの高さのところで留めます。シリンダーが直線に並ぶように心掛けながら、マスキングテープを1周貼りましょう。マスキングテープの最後の切り目は粘着部分を内側へ折り込んでおくと、あとで剥がしやすいですよ。仮留めなのでマスキングテープの色は何でもOKです。

 

手順2:シリンダーを金色のマスキングテープで固定する

シリンダーを横に倒し、底から3cmの高さが下端になるように、金色のマスキングテープを貼って固定します。テープの貼り始めが裏側になるようにして、隣り合うシリンダーの谷部分も貼りながら1周させましょう。高さがブレないように定規で測りながら、1本ずつていねいに貼ります。金色のマスキングテープを1周させたら、仮留めのマスキングテープを剥がしましょう。

 

手順3:シリンダーを長皿へ置き、水を入れる

つなげたシリンダーを長皿の後方へ寄せて配置して、あとで松ぼっくりを乗せるスペースを確保します。小さめのジョウロやノズル付きの吸水ボトルなどを使って、シリンダーの6~7分目まで水を注ぎましょう。水を入れすぎると、花を挿したときにこぼれるので注意してくださいね。

 

手順4:五葉松を分けて間引きする

五葉松は1本を幾つかに切り分けて使います。写真は切ったあとの状態です。今回は、シリンダーの高さの2倍程度になる枝を4本作りました。シリンダー大用に1本、シリンダー中用に1本、シリンダー小用に2本です。松は上部に重みがあるため、長すぎるとひっくり返ってしまいます。長くても40cm程度にしましょう。左下の間引き後の細かい小枝と、中央上の葉がない幹は、今回は使いません。

 

手順5:小枝の間引き

小枝が密集している枝は間引きをして軽くします。上の写真の枝は、小枝がかなり密集していたので、下の写真のように間引きをしました。密集していない枝は、間引く必要はありません。

 

手順6:五葉松、野バラの実を活ける

五葉松と野バラの実を、高低差を付けながらシリンダーに生けるましょう。全体が長皿から上へ向かって延びているかのように、直方体をイメージして生けると良いでしょう。もちろん、枝ぶりを活かすために、1部が長皿からはみ出してもOKです。後方にも挿して、全部が前のめりにならないようにすると、見た目も重量感もバランスが取れますよ。

 

手順7:菊、バラを挿す

菊やバラを、松や野バラの実に引っ掛からないように、そっと挿し入れましょう。コツは、1本ずつ、高さがすべて違うように活けること。菊は花が大きいので、低い位置に挿すと安定します。五葉松や野バラの実を見せたいときは、花を傷つけないように、そっと高く引きあげたり、手前へ引き出して、見えやすくしてあげましょう。

 

手順8:松ぼっくりを置いて完成

作業中に、長皿の上へ落ちた花びらや葉は、濡らしたティッシュペーパーなどで拭き取ります。最後にシリンダーの左前へ松ぼっくりを置いて完成です。

 

まとめ

今回は、シリンダーを5本まとめてマスキングテープで留めたため、バランスが安定し、テープの色がアクセントにもなりました。色は、金色を使用しましたが、和柄でもステキですね。また、松は五葉松でなくても、葉が短い松であれば代用可能です。野バラの実も南天や千両に代えることができます。花をシリンダーのどこに挿し入れるかは自由です。適度に割り振り、1本のシリンダーに集中しないように注意しましょう。長皿の上には、飾り石や水引のオーナメントなどを置いてもステキですよ。和洋折衷のお正月の花を、ぜひ楽しんでくださいね。

 

◇前回記事◇[お花のある暮らし9]かすみ草で演出「ホワイトクリスマス」アレンジ
https://qufour.jp/article/detail/3280

 

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五十嵐道子(フラワーデザイナー)さん

オーダーメイド花屋『包kurumi』フラワーデザイナー。フラワー装飾技能士1級。店舗やオフィス、イベント会場に出張して現場で花を生ける「生け込み」を中心に、フラワーアレンジメントやブーケなどの製作を手掛けています。小粋で色香漂う花を好む大人向けの作品が得意です。http://kurumi.jpn.com

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