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2000人調査、「家計簿アプリランキング」と「確定申告する?しない?」

気になるスマホアプリのなかでも「家計簿アプリ」は、どれを使えば良いか迷ってしまいますね。今回は、20~69歳の2000人へ聞いた、家計の管理方法、利用中の家計簿アプリ、確定申告の有無などの調査をご紹介。利用ランキングにはさまざまなアプリが登場しました。また確定申告の申告方法は、回答者の7割が同じやり方をしていることが明らかになりました。

 

支出額の把握、1番使われているのは「紙の家計簿」

インターネットリサーチのマクロミルが行なった「家計管理に関する調査」で、全国20~69歳のモニター会員2,000人のうち「家計管理は主に自分自身がしている」と回答した1,922人へ「支出額の把握に使っているツール」を尋ねたところ、最も使われていたのは「紙の家計簿(27%)」でした。次いで、「家計簿アプリ(14.7%)」や「Excel(12.4%)」が続きますが、「何も使っていない」という人も41.5%に上りました。

 

家計簿アプリランキング1位は「マネーフォワード」

前問で、支出額の把握に「家計簿アプリを使用している」と回答した283人へ「利用している家計簿アプリ」を聞くと、1位「マネーフォワード(28.3%)」、2位「Zaimザイム(13.8%)」、3位「かけ~ぼ(13.4%)」となりました。一方、「その他」という人も35.7%と3割を超え、新機能が付いたアプリが続々と登場するなか、自分に合った家計簿アプリを選んで利用していることがうかがえます。

 

配偶者控除の控除額改正、「知らなかった」が3割超

また、2017年に配偶者控除が税制改正で見直され、2018年分の年末調整から変更されることを受け、「控除額改正に対する認知状況」を調べたところ、最も多かったのは「改正されることを聞いたことがある程度(53%)」で、「改正内容まで知っている」という人は12.7%に留まりました。一方、認知していない人は「改正されることを知らなかった(20%)」と「そもそも配偶者控除自体を知らなかった(15%)」を合わせ、3割を超える結果に。

 

2018年確定申告は約3割が実施、うち初回は5.5%

次に、「2018年2月16日~3月15日の期間に確定申告を行なうか(※)」を尋ねると、「初めて確定申告をする(5.5%)」と「確定申告をする、過去にも経験がある(30%)」を合計すると、2018年の確定申告の実施率は35.5%に。

 

※本人の申告のみ。家族の申告サポートなどは除く

 

確定申告書類は「紙で提出」派が、7割近くに

2018年の確定申告を行なうと回答した701人へ「確定申告書類の提出方法」を聞いてみると、最も多かったのは「税務署へ行って紙の書類を提出(51%)」で半数を超え、「郵送(17.1%)」と合わせて7割近くの人が紙で提出していることが分かりました。一方、「e-taxによるインターネット経由」と回答した人は17.1%と2割を下回りました。

 

まとめ

家計簿アプリを使っている人はまだ14.7%と多くはないものの、利用率ランキングには実にさまざまな家計簿アプリが登場しました。スマホで簡単に記録できる家計簿アプリを試してみたいと思ったら、まずはランキングを参考にしてみると良いかもしれません。またqufourでは、2018年からの「配偶者控除の税制改正」について、その内容を記事で紹介しています。気になる方は、ご覧くださいね。

 

◇確定申告シーズンが到来。普段からのお金の管理について調査!(マクロミル調べ)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000389.000000624.html

 

qufour(クフール)編集部

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