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保育士の実践テク、子どもの「食べこぼし」をラクに掃除するポイント

子どもの「食べこぼし」の掃除にうんざりしてしまうこと、ありますね。今回は、保育士がやっている食後の掃除をラクにするポイントをお伝えします。サッと掃除するには、準備が大切。そんな方法を、2人の子どもをもつ元保育士がお伝えします。

 

食事前の準備で、さっと掃除に取り掛かろう!

食事前に、雑巾、水を入れたバケツ、チリトリをセットしておきましょう。前もって準備しておくことで、億劫になりがちな掃除も取りかかりやすくなります。保育園では食べこぼしの掃除にホウキを使わず、雑巾とチリトリで取っていました。雑巾を使うと立ったり座ったりする動作が減らせるので動きがスムーズになり、腰への負担も減ります。食べこぼしがなくなったら、もう1度雑巾を水で濡らし、床を拭いたら掃除完了です。

 

家族みんなが掃除したくなる「雑巾の色分け」

保育園で実際にやっていて分かりやすいと思ったのは、雑巾の「色分け」です。上拭き用と下拭き用の雑巾は、別の色にしていて、上拭きは白、下拭きはカラーでした。色分けすると認識しやすくなるため、誰が見ても用途が分かりやすくなります。大人が雑巾で拭いているのをよく見ている子どもは、汚れたら自分でさっと雑巾を取って拭いてくれるようにもなりますよ。

 

雑巾をアレンジして、楽しくお掃除!

市販の雑巾を使うのも手軽でいいですが、さらに楽しくお掃除するには、お気に入りの雑巾を準備するのもおすすめです。ハギレやタグなどお好みの布を準備して、雑巾にへ縫い付けるだけで完成です。ハギレは端の処理をせずに、そのまま縫い付けるだけなので、手軽にできます。ループを付けると、いろいろな場所に引っ掛けられて便利です。

 

<用意する材料>

・市販の雑巾
・お好みのハギレ、タグ、リボン、テープなど

 

<作り方>

1.ハギレを好きな形にハサミで切り、雑巾にミシンや手縫いで縫い付ける

2.ループを雑巾の端に斜めに縫い付ける

 

まとめ

最初はたくさんの食べこぼしをする子どもたちですが、年齢を追うごとにびっくりするほど、食べこぼしが少なくなっていきます。年齢が進むごとに減っていく食べこぼしの量を見て、子どもの成長にびっくりしたものです。億劫な食べこぼし掃除ですが、実際に食べこぼしがあるのは数年のこと。とは言え大人からすると、毎回の食後の掃除は大変なもの。保育士が実践している掃除の工夫で、楽しく乗り切ってもらえたら嬉しいです! 

 

 

Izumi(保育士)

小中学生の2人の子どもを持つ保育士です。
たくさんのお子さんやご家族に出会った経験を生かし、子育てや生活が楽しくなるような記事を執筆できたらと思っています。
手芸やDIY、インテリアや雑貨も大好きです。