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名刺やメモに香りをプラス♪香りの効果で、印象に残る人になろう!

香りを上手に利用すると、記憶に残る人になれるって知っていますか?今回は、名刺やメモにアロマの香りを移して、周囲の人の印象に残りやすくする方法をご紹介します。コミュニケーションにアロマを加えると、香り効果で人に覚えてもらいやすくなるんですよ。

 

どうして香りで人の印象に残りやすくなるの?

お仕事でやりとりが多い名刺やメモなどの紙類へ香りを付けて相手に手渡すと、渡された人は香りがいつもと違う体験として記憶するので、こちらの第一印象を強く覚えることができたり、話の内容を思い出してもらいやすくなります。これは、「プルースト現象」と呼ばれ、脳の記憶をつかさどる「海馬」が匂いに刺激されて、香りとセットで物事を記憶しやすいことを利用した現象です。

 

名刺やメモへの香りの付け方

タッパーやチャック付き保存袋など、密閉できる入れ物を用意します。コットン2枚にお好みの精油を5滴ずつたらし、香りを付けたい名刺やメモ、付箋などを挟むように、一緒に容器へ入れて保管しましょう。2~3日もすれば香りがしっかりと移りますよ。

 

香りをブレンドするときのコツ

使用する精油は、1本の精油でもいいですし、ブレンドしてもOK。ブレンドするときは、5滴のうち2滴は、長時間香りが残りやすい精油を使うことをおすすめします。例えば、サンダルウッド、ゼラニウム、ローズオットー、イランイランなど。でも、これらは好みが分かれる香りでもあるので、残り3滴は比較的誰もが好む軽い印象の香り、オレンジ、グレープフルーツ、ヒノキ、パイン、ローズウッドなどを利用すると、しっかり香るマイルドなブレンドになりますよ。 

・長時間香る精油:サンダルウッド、ゼラニウム、ローズオットー、イランイランなど

・軽い印象の精油:オレンジ、グレープフルーツ、ヒノキ、パイン、ローズウッドなど

 

まとめ

名刺交換やメモの手渡しなど、何気ない日常の動作に香りが加わると、会話のきっかけにもなり、和やかなムード作りに役立ちます。また、ふんわりした香りに包まれると、お互いにリラックスし、仕事がスムースに進むことも。簡単でいろんな可能性が生まれそうなアロマの使い方なので、ぜひお試しくださいね。

 

 

宮本きこ(アロマテラピーインストラクター)

AEAJ認定アロマテラピーインストラクター。2012年に自宅でアロマ教室を開き、のべ800名余りの方にアロマテラピーのある生活を提案してきました。何時もご縁を大切に、アロマの輪を大きく育てていきたいと思っております。