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部屋の間仕切りや目隠しに!伸縮ポール用の「簡単カーテン」の作り方

棚などに収納している物が丸見えで生活感が出すぎて困ることはありませんか?そこで今回は、裾の処理をするだけでできるカーテンの作り方をご紹介します。物を整理収納したあとは、さっとカーテンを引けば、部屋がすっきり片付いて見えますよ。2人の子どもをもつ、元保育士がお伝えします。

 

隠す場所とカーテンのサイズの関係

今回は、天井高さ240㎝、幅95㎝のオープン棚を目隠しするカーテンの作り方をご紹介します。布地は110㎝幅の布地を切らずにそのまま使い、カーテンを引くとギャザーが少しよる仕上がりになっています。布幅は、設置する場所よりも幅のある布を選びましょう。110㎝以上幅のある場所では、90cm幅の布を2枚並べでるといいでしょう。布を切らずに作るのが簡単に作るポイントです。幅はギャザーの量で調節します。一方、高さと布の長さの関係は、ポールの位置で調節します。今回は、ポールを天井から60cmの位置に設置し、下は16cm開けることにしました。天井側の空間が空いていても目線がいかないので気になりませんが、下の空間が20cm以上あいていると寸足らずの印象になりがちです。カーテンが掛かったときの印象を想像しながら、裾を短くなりすぎないように、お好みで長さを決めましょう。

 

材料の準備

<材料:幅95×長さ240cmのカーテン1枚分>

・布地:幅110×170cm(綿や麻などお好みのもの)
・ミシン糸(生地に合った色)
・伸縮ポール(今回は直径1.3×伸縮長さ70~120cmのものを使用、設置場所に合わせて準備)

 

<用意した材料を準備しましょう>

1.布地を水通して、アイロンを掛けて形を整えます

2.布端のほつれは切っておきましょう

 

ポール通し部分を縫う

布地を縦長に置いて、上端部から1cmのところを折り、その折り目から3cmのところにも折り目を付けます。折り目を付ける長さが長いので、できればアイロンで折り目を付けると時短できます。縫い目がずれないよう、5cm間隔くらいにまち針で留めてから、ミシンで直線縫いしましょう。太いポールを使う場合は、折り目の幅を大きくし、ポールが通る大きさにしましょう。

 

裾を縫う

布地の下端から1cmのところを折り、その折り目から1cmのところにも折り目を付けます。縫い目がずれないよう、5cm間隔くらいでまち針を留めてから、ミシンで直線縫いします。最後に、上端部にポールを通したら出来上がりです。

 

まとめ

布幅をそのまま使うので適度なギャザーが出てるうえ、ハギレもほとんど出ないので無駄がありません。カーテンの長さを変えれば、窓や棚やパントリー、間仕切りとして、家のいろいろな場所で使うことができますよ。柄を変えたり、ハギレをパッチワークしても可愛くできるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

 

Izumi(保育士)

小中学生の2人の子どもを持つ保育士です。
たくさんのお子さんやご家族に出会った経験を生かし、子育てや生活が楽しくなるような記事を執筆できたらと思っています。
手芸やDIY、インテリアや雑貨も大好きです。