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[調理の下処理64]焦げにくい、腐敗しにくい「澄ましバター」の作り方

じゅん(管理栄養士)

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バターで炒め物などをすると焦げやすいですが、「澄ましバター」を使うと焦げずに、常温でも腐りにくくなります。今回は、バターの脂肪と、そのほかの成分を分離させた「澄ましバター」の作り方を3つご紹介します。分離させると言っても難しい作業はなく、バターを溶かして静かに置くだけ。「澄ましバター」は、ソテー用の油やソースなどに使えますよ。

 

方法1:湯煎に掛ける

澄ましバターを作りやすいバターの分量は150g以上です。ボウルに約3cm角に切った無塩バターを入れ、湯煎に掛けます。ヘラなどで混ぜず、そのまましばらく置くと、タンパク質などが含まれる白い下層と、油脂だけが集まった黄色の上層に分かれます。上層の油脂だけを別の容器に移しましょう。キッチンペーパーで濾すと、より透明感のある澄ましバターになりますよ。下層の白い沈殿物は、捨ててしまうことが多いですが、シチューなどのクリーム系の料理に利用してもいいでしょう。

 

方法2:鍋を直火に掛ける

鍋に約3cmに切った無塩バターを入れ、弱火に掛けます。沸騰するとバターが2層に分かれにくくなるため、火加減に注意しましょう。白い泡が表面に浮いてきたら、網じゃくしなどで取り除きます。全て溶けたら、しばらく置いて分離させます。上層の油脂を別の容器に移したら完成です。キッチンペーパーで濾しても良いでしょう。

 

方法3:電子レンジ加熱

耐熱ボウルに約3cmの角切りにした無塩バターを入れ、500Wの電子レンジで3~5分加熱して溶かします。沸騰しないように様子を見ながら行ないましょう。全て溶けたら、そのまま置いて上層の油脂と下層の2層に分離させます。表面に膜が張ったら取り除き、上層の油脂を別の容器に移しましょう。キッチンペーパーで濾しても良いですよ。

 

インドの澄ましバター「ギー」

海外にも澄ましバターを利用している国があり、インドのギーがよく知られています。発酵バターから油脂分のみを濾して作るギーは、気温の高いインドでも腐敗しにくく、古くから利用されていました。インドでは、お菓子作りやチャイなどに混ぜて飲むことが多く、食用以外に肌の保湿をする用途でも使われているそうです。

 

◇[調理の下処理63]生と乾物の違いは?「ヒジキ」の特徴と下処理方法
https://qufour.jp/article/detail/3742
◇じゅん(管理栄養士)さんの記事一覧
https://qufour.jp/users/article/41007

 

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じゅん(管理栄養士)さん

チョコレートと漬物が好きな管理栄養士です。現在、子育てに奮闘中。体力の衰えを感じながら、子どもと公園を走り回っています。家事の効率化とシンプルライフを目指して、日々の生活を見直し中です。

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