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[季節の切り絵カード12]低学年の夏休み工作に!お化け「しおり」作り方

今回は、夏休みの工作にもおすすめの「切り絵で作るしおり」をご紹介します。折り紙をハサミで切り抜いて貼り合わせるだけで、ユニークな「お化けのしおり」が出来上がりますよ。色の異なる2枚の紙を貼り合わせるので、目と口が浮かび上がりますよ。どんな形や表情にしたら「お化け」らしい雰囲気になるか、考えながら作るのも楽しそうですね。

 

用意するもの

・折り紙:2枚(15cm四方、タント折り紙など厚手で両面使用できるもの)

・ハサミ

・鉛筆

・スティックノリ

 

今回は、色の異なる2枚の折り紙を使って「お化け」の形の切り絵を作り、目と口を切り抜いて、貼り合わせて仕上げます。目と口の部分が、くっきりと浮かび上がるように、同系色の濃い色と薄い色などを選ぶといいですね。折り紙は、厚みがあり両面使えるタント折り紙がおすすめですが、ない場合は画用紙でも大丈夫です。

 

作り方1:下絵を描いてお化けの形の切り絵を作りましょう

最初に、色の異なる折り紙2枚を縦半分に切っておき、片方の紙にお化けの輪郭を描いて下絵にします。写真左の下絵を参考に、頭は大きなカーブで丸く、胴体は先を細くすぼまるような形で描いてみましょう。いびつな形になっても大丈夫。むしろその方が、面白いお化けが出来上がりますよ。次に、色の違うもう1枚の折り紙を描いた紙の下に重ね、ハサミで2枚一緒に切り抜きます。紙が離れないように、指でしっかりと持ちながら切りましょう。紙の端をホチキスなどで留めてから切ってもOKです。切り方は、【折り紙とハサミで切り絵26】 を参考にしてください。

 

◇【折り紙とハサミで切り絵26】繋げて作ろう!「ふわふわペアお化け」
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162944.html

 

作り方2:目と口を切り抜きましょう

お化けの形の切り絵ができたら、表側にする方の紙に、目と口の形の下絵を描きましょう。左の写真のように、紙の上半分に顔を作るようにすると、バランスが良くなります。また例えば口は、ギザギザした牙がある形にすると、お化けの雰囲気が出ますよ。下絵を描いたら、目と口の真横のフチからハサミを入れて、それぞれ線に沿って切り抜きましょう。

 

作り方3:切り絵を貼り合わせましょう

目と口を切り抜いたら、切り絵の裏面にノリ付けをして、2枚の切り絵を貼り合わせます。ノリ付けのときに、紙がよれたり、ちぎれたりしないように、ゆっくりと丁寧に塗りましょう。きれいに貼り合わせると、目と口を切り抜いたときにできた線も、見えなくなりますよ。切り絵を貼り合わせたら「しおり」の完成です。パンチで上部に穴を開けてヒモを付ければ、さらに使いやすい「しおり」になりますよ。

 

バリエーションも楽しみましょう!

「お化け」の形を、細長くしたり、手を付けたり、紙の色の組み合わせを変えたりと、バリエーションにもトライしてみましょう。

目と口の形を変えて、さまざまな表情を作ってみるのも面白いですね!

 

コーヒーくん(切り絵・絵本作家)

切り絵・絵本作家「コーヒーくん」として活動中。アートスクールでたまたま出会った切り絵にはまり、以来ハサミでチョキチョキしている毎日です。生活の中で見て癒しになればいいなと、ブログで日々切り絵を披露しています。手製本で絵本を作る創作活動もしています。ブログは「毎日切り絵♪絵本屋さんのコーヒーくん」、minneは「魔法ウサギ by絵本屋さんのコーヒーくん」。