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全自動・ドラム式、タイプ別の槽掃除と、毎日の使い方で気をつけたいこと

洗濯槽は裏側が見えないので、カビや雑菌がどのくらい繁殖しているのか気になりますね。洗濯したはずの服やタオルが臭うときは、洗濯槽の蓄積汚れが原因かもしれません。では、いったいどのくらいの頻度で、またどんな方法でお掃除すればいいのでしょうか?また毎日の洗濯機の使い方で気を付けたほうがよいことがあるのでしょうか。

 

洗濯槽の掃除をしないとどんなことになるの?

洗濯槽は定期的に掃除をしないと、洗剤のカスと湿気で、雑菌やカビが発生してしまいます。そのままにしておくと、洗濯物の臭いの原因になるばかりでなく、菌を原因にした病気を引き起こしてしまうことも。防ぐためには、専用クリーナーを使った定期的なお掃除が必要です。洗濯槽クリーナーには塩素系と酸素系があります。塩素系は、汚れを分解して溶かすのに対し、酸素系は強い発泡力でこびり付いた汚れを落とします。

 

洗浄力・殺菌力の強い塩素系クリーナーを使う

ドラム式洗濯機、全自動洗濯機、二層式洗濯機のすべての洗濯機に使用できます。代表的な洗剤としては「洗濯槽カビキラー」があります。使用手順は、規定量の塩素系クリーナーを洗濯槽へ入れ、「標準コース」で1サイクル洗濯機を回せば完了です。縦型洗濯機の場合、洗濯機の裏側全体を洗浄できるように「高水位」にすることがポイントです。汚れがひどい場合は、クリーナーを入れた状態のまま3時間程度漬けてから洗浄するとさらに効果的です。また、お使いの洗濯機に「洗浄槽洗浄」コースがある場合は、そちらを使用するほうが簡単ですね。塩素系は強い洗浄力と殺菌力があるので、こまめに洗濯槽をお掃除できない人におすすめです。

 

環境にやさしい酸素系クリーナーを使う

塩素系のツンとした臭いが苦手な人は、酸素系のクリーナーがおすすめです。塩素系クリーナーほどではありませんが、漂白剤の発泡力によって殺菌・洗浄できます。酸素系の洗濯槽クリーナーは縦型の洗濯機に使用可能ですが、漬け置きの必要があるため、洗濯槽の全体を水に漬けておくことができないドラム式洗濯機には不向きです。酸素系クリーナーの基本的な使い方は、「高水位」にセットし、規定量のクリーナーを投入します。2~3分運転してクリーナーを溶かし、約2時間放置します。その後、標準コースで運転します。途中、すすぎ水に浮いたカスを網ですくい取り除いておくと後が楽です。完了すると、くず取りネットに剥がれた汚れがたまるので、効果が一目瞭然です。ぬるま湯で行うと、さらに洗浄効果が上がります。

 

いろいろ使えて便利でエコな重曹を使う

専用のクリーナーに比べると洗浄力は落ちますが、縦型の洗濯機なら、重曹を使って掃除することもできます。まず、「高水位」にして水をはり、カップ1(200㏄)の重曹を入れます。このとき、40℃程度のお湯を使ったり、30mlのお酢も一緒に入れるとより効果的です。「洗い」だけで通常運転し、攪拌します。その後5~6時間放置。あとは通常運転1サイクルで終了です。最後に、くず取りにたまった汚れも取り除いておきましょう。

 

ドラム式洗濯機の洗濯槽の手入れ

洗濯途中でドアが開けられるドラム式洗濯機の一部は、酸素系クリーナーや重曹を使うこともできますので、メーカーの取扱説明書をよく見てみましょう。また、手軽に洗濯槽洗浄を行ないにくいドラム式は、「自動お掃除機能」がついている機種が多いですね。便利な「自動お掃除機能」ですが、頼りきってしまうと菌が繁殖してしまうことがあるので、メーカー推奨頻度で洗濯槽のクリーニングを行いましょう。多くのメーカーでは、各ドラム式洗濯機にあったクリーナーを販売しています。またドアやゴムパッキンがカビることもあります。こうなると掃除が大変ですので、あらかじめの予防が肝心です。毎回、洗濯が終わるごとにドアやゴムパッキンの水滴を柔らかい布で拭き取っておくことで、菌が繁殖しやすい環境を防ぐことができます。また週に1度は槽乾燥をするといった湿度対策も有効です。

 

カビを防ぐ毎日の使い方と洗濯槽掃除の頻度

今回は洗濯槽の洗浄方法をご紹介しましたが、カビを防ぐには、毎日の使用方法も見直しましょう。洗濯機の使用後は蓋を開け、洗濯物を洗濯機の中にためないことで、洗濯槽内の湿度が下がるので、基本的なカビ対策になります。その上で、週に1度の洗濯槽乾燥と1~2カ月に1度の洗濯槽の掃除が理想です。また、洗剤の残りもカビの栄養となるので、洗剤の使用量を守ることも大切です。脱衣室に洗濯機を置いている場合は湿気で菌が繁殖することもあるので、脱衣室の換気にも気を付けましょう。お風呂の水をくむホースを使用している場合は、内部にカビが発生することがあるので水をしっかり抜き、ホース外側も水道水で洗っておくことをおすすめします。

 

まとめ

洗濯槽をきれいに掃除すれば、梅雨時の洗濯物の臭いに悩まされることも減ってきます。洗濯槽の掃除は少し面倒ですが、毎日の使い方で湿度を下げるところからでも始めてみませんか?毎朝の洗顔後、さっぱりとしたきれいなタオルで顔が拭ければ、気持ちのよい一日がスタートできますよ。

 

sawaya

だいたいマジメ、ときどき脱力。
芸大卒、好奇心旺盛でハンパなモノ作りが得意です。
しっかりものの長女、マイペースな長男、ヤンチャな次男の育児を楽しんでます。