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災害に!ペットボトル製、緊急用スプーン・お皿を作って使ってみた

災害で食器がないときや、食器を皿を洗えないときなどに役立つ、使い捨てできるお皿とスプーンの作り方を紹介します。防災知識として知っておくと便利ですし、一度作ったことがあるとパニック状態にならず、落ち着いて対応できますよ。今回は、実際に使ってみた感想も一緒にご紹介しますね。

 

ペットボトルスプーン:作り方1:切り抜き

炭酸用ペットボトル(500ml)を点線でハサミやカッターを使って切るだけです。ペットボトルの底部分の曲線が、食べ物をすくうのにピッタリ。この底の部分は、プラスチックが厚いので、ほかの部分より切り取りに力が必要なので、注意してくださいね。

 

ペットボトルスプーン:作り方2:成形

切り抜いたスプーンを、ライターなどで少し熱して、切り口を溶かしてなめらかにします。熱しすぎると、丸く曲がってしまうので、短い時間でサッと熱して処理しましょう。

 

牛乳パックスプーン:作り方1:切り抜き

ハサミなどを切って図のように牛乳パックを4つに切り分けます。4つの角を使って、4つスプーンが作れます。

 

牛乳パックスプーン:作り方2:成形

切り分けたパーツの上部は、手で持ちやすい形に整えましょう。口にあたる先端部分(牛乳パックの底の中心部)を丸く整えて出来上がりです。小さく切り抜けば、子ども用にもなりますね。

ペットボトル皿:作り方:切り抜き

ペットボトルをハサミやカッターで、写真のように点線で切り、2つに切り分けます。皿として置いて使うので、利用するペットボトルは丸型を避け、安定して置ける角型を利用しましょう。

 

ペットボトル皿:使い方:注意点

もともと注ぎ口のあった縁が開いているので、汁気のあるものは気を付けて使う必要がありますが、切り分けたリンゴや、おにぎりなどの皿に使えますね。

 

新聞紙の皿:作り方1:節分の枡(マス)の折り方で箱を作る

節分でご紹介した枡(マス)を新聞紙で作ります。新聞紙の皿は、厚みがないと持ち上げたとき不安定なので、新聞紙1枚を3回折って1/8サイズにし、厚みを持たせて作り始めるといいですよ。

詳しい折り方はこちら↓
◇節分の豆を入れる「枡(マス)」、大人用の大きめサイズを作ってみよう
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1161397.html

新聞紙の皿:作り方2:ビニールをかける

新聞紙で作った皿に、ビニール袋をかけて完成。汁物も食べられます。ビニール袋は洗って乾かせば繰り返し使えますね。

 

災害用の食器類を実際に使ってみました

今回作った2種類のスプーンでスープとプリンを、新聞紙皿でカレーを食べてみました。熱いスープは、ペットボトルスプーンではうまく飲めましたが、牛乳パックスプーンでは、角から飲まないとこぼしてしまいそうでコツが必要でしたよ。プリンは、ペットボトルスプーンでは重さで柄の部分が曲がってしまうので、曲がらないように根本付近を持って使う必要がありましたが、牛乳パックスプーンは、スムーズにすくえました。新聞紙皿は、厚みがあるで手に持っても熱くなく食べられましたが、ビニールがお米にくっついて動くので、最後まできれいに食べるが一苦労でした。

 

やまも

最近、子どもと折り紙をよく作るようになりました。
「お得」「簡単」「時短」が大好きな
ズボラ主婦です。
「子どもと過ごす時間が楽しくなる」記事を書けるように心がけてます。
色彩について勉強中。
アシスタント・カラーコーディネーター取得。