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我が子が「マーライオン」みたい!急な吐き気や下痢、ノロウイルスを知る

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新学期が始まってしばらく経ち、集団生活にも慣れてきたころに気を付けたいのが「ノロウイルス」です。今回は、子どもがかかっても慌てないように、予防法と対処法をご紹介します。11〜2月の冬場に多い病気ですが、ウイルス自体の耐性が強く気温で弱ったりしないため、年間を通して気を付けた方がいいウイルスです。初めてのときは、あまりの症状に親子ですっかり元気をなくしてしまうことも。相手を知って負けないように備えましょう。

 

ノロウイルスって何?かかるとどうなるの?

ノロウイルスは激しい嘔吐や下痢を伴う胃腸炎を引き起こすウイルスです。一度感染すると嘔吐物や排泄物中に、非常に多くのウイルスが2週間ほど排泄され続けます。体の小さい子どもがかかると症状が重くなり、周囲も看病や処理で忙しく、大変です。

 

感染経路は見えないところで人から人へ

感染経路は、生カキなどの二枚貝にウイルスが寄生していたり、ウイルスが付着した物を口に入れるといった、食べ物を介した感染と、感染者の吐瀉物などに触れることによる、人から人への感染の大きく2つがあり、最近は人を介した感染例が増えていています。ウイルスは口から体内に入りますが、つばによる飛沫感染や空気感染の例は少なく、嘔吐物を含む飛沫や排泄物に含まれるウイルスに触れた人の手、その手が触った物を介して感染が広がります。

 

感染はすぐ分かる?どのくらい続くの?

感染から発症までの時間は22~48時間です。発症すると風邪のような軽度の発熱から始まり、激しい吐き気、嘔吐、下痢、腹痛と熱で立ち上がれない状態が1~2日続き、その後すっと収まります。感染しても発症しない場合や軽い症状の場合もあり、「あれ?風邪かな?」と気が付かずに人に移している場合もあるようです。本人の症状が軽くなっても、ウイルスは1〜2週間の長期にわたり排泄されるので、その間は周りの人も感染予防に気を付ける必要がありますね。

 

幼稚園や学校でノロウイルスが発生したらどうすればいい?

ウイルスは何に付着しているか見えないので、予防で一番大切なのは、正しい手洗いです。指の間、爪の間まで含めて正しい手洗いを30秒することでウイルスを1/100まで減らすことができます。ウイルスが含まれる嘔吐物や排泄物が媒介になるので、直接触らないことも大事ですし、患者の持ち物や公共の場所のトイレ、ドアノブ、つり革、スーパーのカゴなどむやみに触らないことを子どもに教え、正しい手洗いの習慣を付けさせておくことが重要となります。 

◇ノロやRSウィルスの予防にも。雑菌を1/100にする「正しい手洗い」
https://qufour.jp/article/detail/148

 

例えばカキはどのくらい加熱すればOK?キッチンでの注意

ウイルスは一般的に熱に弱いので、中心まで十分な加熱処理をすれば十分減らすことができます。生ガキは美味しいですが、お子さんへ食べさせるのはなるべく避けた方がいいでしょう。ノロウイルスを不活性化させるには、二枚貝の場合、中心部を85~90℃で90秒間は少なくとも加熱することが必要と言われています。また、調理する人を介した感染もあるので、ご飯を作るママは、調理前の手洗いと、調理器具の消毒も十分に行ないましょうね。

 

◇ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html

 

子どもがノロウイルスに感染したらどうする?

嘔吐が続くときは無理に食べさせず、常温水や白湯、経口補水液などで脱水症を防ぎましょう。嘔吐や下痢といった症状は、生命の危険を感じた身体が急いでウイルスを排泄している状態。ウイルスを出し切ることが大事なので、吐き止めや下痢止めは使用しないようにしましょう。1〜2日で治まることが多いですが、体力の低下が著しいときは、病院で点滴を受けることも検討した方がいいでしょう。食べられるようになったら、消化のよいものから少しずつ慣れさせます。

また嘔吐物の処理は、マスクと手袋をして飛び散らないようペーパータオルで拭き取り、ビニール袋に密閉して廃棄します。汚れたシーツや枕カバーなどは廃棄が一番ですが、難しい場合は、煮沸消毒や塩素系漂白剤での消毒を適切に行ないましょう。

 

子どもが感染したとき、家族が気を付けることは何?

家庭内感染も高確率で発生するため、トイレ、洗面所、お風呂場などでタオルなどの共有はできるだけ減らし、感染者だけでなく、家族全員が普段よりも手洗いと消毒を心がけてください。ドアノブや便器などの消毒は、ハイターなど塩素系漂白剤を250倍に薄めた消毒液を作り、浸すように拭き取ります。アルコール消毒液は効かないのでご注意を。家族に患者がいるときは、他人への二次感染を防ぐため、人出のあるところへの外出はできるだけ控えましょう。

◇【業務用】かんたん汚物処理キット 1セット(花王プロフェッショナルシリーズ)

 ◇ノロウイルスの消毒方法(内閣府、食品安全委員会)
https://www.fsc.go.jp/sonota/dokukesi-norovirus.html

 

まとめ

我が家でも息子が1才のとき、スーパーの手すりを舐めてノロウイルスに感染し、マーライオンのように吐いている姿に驚いたうえ、翌日自分も同じ状態になってしまったことがありました。そんなに長い間患う病気でもないので、そこまで心配はないですが、免疫力が低い乳幼児の場合、嘔吐物で窒息したりする恐れもあるので、注意が必要です。日頃の手洗いでの予防や、外の物をやたらと触ったり舐めたりしないことは習慣にしておきたいですね。感染者が出てしまったら、家庭内や外部へ二次感染が起きないよう気を付けましょう。 

 

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この記事を書いた人

otakoさん

otako / 神奈川県

1男2女の母です。子どもたちもわたしも、おいしいものが大好きです。

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